
5月の営業カレンダーです。
連休中も通常通り金土日月で営業いたします。

4日5日6日は店内と屋根裏を使って3人展を開催していますのでぜひ観に来てくださいね。
http://espero0osaka.blog118.fc2.com/blog-entry-1340.html
同時開催で「リサイクルサリー特集」もやっています。インドやネパールの女性の民族衣装であるサリーがリユースあるいはリサイクルされて、すてきなワンピース、パンツ、バッグ、アクセサリーなどに変身しています。どれも一点もの。ぜひごらんください。
11日は箕面市国際交流協会のコムカフェ6周年記念イベントに出店します。この日は世界的にフェアトレード・デーです。しっかりとフェアトレードをアピールしてきます。店舗は通常通りの営業です。

26日は浄るりシアターで第4回目になる「ピースマーケットのせ」が開催されます。エスペーロ能勢はこれに全面参加のため店舗は臨時休業させていただきます。詳細は追ってお知らせします。
5月は何かとイベントが多いので屋根裏シアターは6月1日と2日にずれ込みます。『ナディアの誓い』。昨年ノーベル平和賞を受賞されたナディア・ムラドさんの行動を描いたドキュメンタリー映画です。詳細は追ってお知らせします。
https://www.cinemo.info/70m
それでは5月もどうぞよろしくお願いいたします。

このビルには大量生産、大量消費のいわゆるファストファッションの縫製工場がたくさん入っていました。建物の安全管理に問題があり、危険を指摘されていたにも関わらずこの日も通常通り操業したために、ビルが崩壊して1000人以上もの労働者が亡くなったのです。
ファストファッションの服の多くは人件費の安いアジアの国々で作られています。安価な服を作るために、低賃金、劣悪な労働条件で働かされている労働者たちは、なかなか貧困から脱却することができません。
この事故は世界中にショックを与えました。私たちが着る服は「安ければよいのか?」という疑問。安い服を作るために犠牲になっている人々がいるのであれば、それは許されないことではないのか。
,
そこで、私たちが毎日着る服は、どこで誰が作っているのか、作っている人にはちゃんとした対価が支払われているのか、そういうことを考える日としてこの日がファッション・レボルーション・デイと呼ばれるようになりました。きょうから1週間はファッション・レボルーション・ウィークです。この事故はファストファッション業界にも強く改善を促すきっかけとなりました。
フェアトレードは公正な価格と安全な労働環境に厳しい基準を設定しています。作る人を犠牲にしない、ハッピーにする洋服を着たいですね。

エスペーロ能勢がある地黄地区は、それほど山の中というわけでもなく、国道477号線をバスが走っているような場所なのですが、きょうはきつねを見ました。畑から斜面を上がって道路の方へ消えていきました。勝手口から写真を撮ったのですが、しっかりカメラ目線でこちらを見ていますね。
夕方、ご近所のプラムリッジ親子がお買い物に来られたので「きょう、そこできつねを見たよ」と言ったら「足をけがしていませんでしたか?」。そうなのです。足をけがしているらしくびっこをひいていました。同じきつねがプラムリッジさんの畑にも来たようです。なんでも、先日畑の大家さんが罠を仕掛けたら、アライグマとフェレットがかかったのだとか。
先日は黒川のあたりで、道路の端に鹿が死んでいるのを見ました。かわいそうに、きっと車に轢かれたのでしょう。動物たちは山の中にいるばかりではなく、こうやって里に出てくるので、鹿やきつねやキジも見られるエスペーロ能勢です。

斜面のレンゲは色を増し


井戸端のたんぽぽは生命力にあふれ

山椒が若芽(木の芽)をつけ

菜の花は遅ればせながらもしっかりと花をつけています。

何よりも嬉しかったのは、枯れたかと思っていた木槿(むくげ)と江戸絞り(萩)が若芽を出していたことです。ああ、生きて いたんだ、とちょっと胸にせまるものがありました。




今年のゴールデンウィークは、なんと10連休ですが、エスペーロ能勢は通常通り(金土日月)の営業です。野間の大けやきも緑の葉をつけ始めています。気持ちのよい能勢の自然の中へ遊びに来てくださいね。

連休の間、エスペーロ能勢では「3人展」を開きます。3人とはだれか?
一人はネパールから一時帰国中の藤井牧人さんです。牧人 さんはネパールのタライ平原という田舎でお連れ合いのティルさんとともに農業をしながら生活されています。ネパールから送ってくださる「ネパールほっとでーたー」がいつも楽しいです(拡大して読んでみてください)。ティルさんは地域の女性たちとともに農閑期の手仕事としてすてきなバッグやスルワール(ネパールのもんぺパンツ)などを作られており、エスペーロ能勢でも人気の商品です。
今回はティルさんは来られないのですが、彼女たちが作る手仕事作品を販売します。それだけでなく、ネパールの田舎での興味深い生活について牧人さんにお話していただく予定です。5月4日の13時30分から、スライドなどを交えてお話していただきます。
2人目は吹きガラス作家の新居百合子さんです。ガラス制作の会社で働いたあと、今は吹きガラスという製法で素敵な作品を作られています。なんと、近々能勢に移住予定の百合子さん。家の改装にもいろいろとこだわりがあって完成を見るのが楽しみです。
3人目はおなじみエスペーロ能勢のスタッフであるまゆみさん(miima).。難病とともに生きているまゆみさんですが、そのアートの才能はすばらしく、ピアスを中心としたアクセサリーはファンも多いです。エスペーロ能勢のディスプレイではまゆみさんにどれだけ助けられているかわかりません。このチラシもまゆみさん作ですよ。新作も楽しみです。
最後に、エスペーロ能勢もこの機に便乗してリサイクルサリーを特集します。サリーはご存知のようにインドやネパールの女性が着る民族衣装です。まだきれいなサリーをリサイクルしてバッグやストールが作られていて、フェアトレード商品の中では人気のアイテムになっています。どれも一点もののユニークさです。
5月の4日から6日まで3日間、展示販売していますので、ぜひお越しください。できたら4日の牧人さんのお話会に合わせて来てくださると嬉しいです(お話会は無料です)。もちろんその他のショップやカフェもいつもどおりの営業です。

これまで上映した映画をリストにしてみました。最初の3回はビデオ屋さんから借りてきたDVDを上映していましたが、4回目からはユナイテッドピープルという配給会社の市民上映会サイト(https://www.cinemo.info/) と契約して、cinemoが持っているタイトルの中からよいと思うもの(どれもよい映画なのですが)を選んで上映するようになりました。
こうして見てみると、この2年間いろいろな映画を観ました。大雪で観客が一人もいない日もありました。
振り返ってみて、もう一度観てみたい映画、あるいは観たかったのに観そこねた映画などがありましたら、ぜひお知らせください。ご希望に合わせてアンコール上映会を行いたいと思います。

さて、今月末の屋根裏シアターは『七転び八起き』です。戦後間もなくして渡米した5万人の戦争花嫁たちの数奇な運命をたどるドキュメンタリー。日本人女性と産まれた子どもを日本に残したまま帰国した米兵も多くいましたが、日本人妻とともに帰国した米兵もいました。その日本人妻の数約5万名と言いますから相当な数です。いわゆる戦争花嫁と呼ばれる女性たちには異国で思いもかけない苦労もあったことでしょう。いったい人間の運命というのはどこでどんなきっかけで変わるものか。ちなみに、エスペーロ能勢オーナーのテリーにはこの映画への特別の思いがあるようです。というのも、テリーが入社したばかりの若いころアメリカで1年間の研修があったのですが、その時に寮でご飯を作ってくれたり話を聞いてくれたりしたのが、日本から渡った戦争花嫁のおばさんたちだったのだそうです。
26分という短いドキュメンタリーですが、いろんな思いがぎゅっとつまっています。上映後のおしゃべりティータイムをゆっくり楽しみましょう。今回は連休になりますので、27,28,29日の3日間上映します。ご都合のよい日でお申込みください。https://www.cinemo.info/40m
日時:4月27,28,29日 13:30~15:00
参加費:一般1000円 高校生以下500円 (1ドリンク付)
お申込み:エスペーロ能勢 080-3764-7905 info@espero-osaka.com
それでは、お申込みをお待ちしております。

学校の入学式や始業式が今年はちょうど桜の季節にぴったりでした。希望に胸をふくらませた子どもたちにとって、どうか楽しい学校生活になりますように。
新しい元号が「令和」と決まり、いろいろと論議を呼んでいます。私自身はふだんから西暦を使って元号は使わないので何になってもかまわないのですが、元号自体よりも元号を必要とする天皇制についての論議がもっとなされたらよかったのにと思います。私は自分が皇室に生まれなくてよかったと思っていて、皇室の人々に人権がないという意味でも天皇制には反対の意見です。
さて、季節がよくなって、エスペーロ能勢にはドライブのお客様や自転車やバイクのツーリングのお客様も来られるようになりました。写真は4月6日「ありなしの道を歩こう」イベントの時の写真で,リーダーを務めてくださった坂本洋さんが撮ってくださいました。えどひがんの大木の下で参加者のみなさんの笑顔がはじけていますね。坂本洋さんのブログもぜひ読んでください。http://neko-blog.cocolog-nifty.com/nekologue/2019/04/post-fe12.html?fbclid=IwAR2tI_h6fm1Ry0p2YdoiDV9htCwIFWUDd-jCAV92fn6infFX26aw-lUdbfQ

昨日、残念なニュースが入ってきました。大阪市内天満のフェアトレードショップ「アチャ」さんの閉店が決まったというお知らせ でした。アチャさんは私がフェアトレードショップを開くきっかけをくださったお店です。店主の阿字地さんは定年退職後つまり60歳を過ぎてからフェアトレードショップを始められました。元々中小企業のための組合のお仕事をされていた阿字地さんですから「フェアトレード以外の仕事は考えなかった」と熱い思いで始められたのでした。多くのサポーターさんに愛されすてきなお店経営をされていましたが一昨年病気で倒れられたのをきっかけに今回の閉店を決められたそうです。展示会や周年記念イベントでお会いするたびに「がんばってるね」「フェアトレードはもうからないわよ。でも楽しんでね」「無理しないでからだに気をつけて」といつも励ましてくださいました。とても残念な思いと同時に、私も終わり時を見据えながら経営していかなければ、という思いがあります。アチャさんでは今後週2回の営業で閉店セールをされるそうですので、ぜひ足を運んでみてください。素敵な商品をたくさん置いておられます。http://www.accha.jp/index2.html
さてまだ少し先の話ですが、今年のゴールデンウィークはなんと10連休だそうですね。エスペーロ能勢は通常通りの営業です。つまり4月26,27,28,29日、5月3,4,5,6日が営業日です。その中で、5月4,5,6日に小さなイベントを企画しています。「3人展」。3人のうち1人はエスペーロ能勢のスタッフでもあるまゆみさんの「アクセサリー」(miimaブランド)、もう一人は能勢に移住してきたゆりこさんの「吹きガラス」、もう一人はちょうどこの時期ネパールから帰国中の藤井牧人(まきと)さんの「ネパール展」(ネパール女性の手工芸品)です。ネパールのお話などもしてもらおうと思っています。3人ともすてきな友人たちです。またチラシができたらご案内します。
