
先週は豊中市の桜塚高校におじゃましました。いつもはテリーと2人で行くのですが、この日はテリーが入院中だったので私1人で行きました。「国際理解」を選択している3年生16名です。いろいろなクラスがありますが、このクラスはノリがよくて話していてとても楽しいクラスでした。
基本はパワーポイントを使いますが、フェアトレードを扱った中学校の英語の教科書の1ページを読んでもらったり、私が『そのこ』という絵本を読んだりもします。
さて、その生徒さんたちからきょう授業の感想が送られてきました。どれもしっかり書かれていて中には裏ページまで記入している人もありました。すこし抜き書きしてみましょう。
・大企業が扱うようになり広めることができると国内でフェアトレード商品が普及するのではないか。
・アフリカの子どもたちが学校に行かずに働かされているという事実を知ったからには、少し高いけれどフェアトレードのチョコ レートを買いたいと思った。
・能勢のフェアトレードショップに行ってみたい。
・人は利益のためだけの脳になってはいけない。バングラデシュで1000人もの人々が亡くなってしまった事件を聞き、これは防げた事件だと思いました。
・フェアトレードは身近な国際協力のかたちで、この方法なら負担なく無理なく継続的に国際協力に参加でき、とても魅力を感じました。
・裕福な人がより裕福に貧しい人がより貧しくなるといった不公平な社会システムを無くし、誰もが人間らしい生活ができる世界を目指していくことだと思います。
・驚いたのは、フェアトレードは食品だけではなく、服やカバン、筆箱など様々なものも作っているということです。
・チョコレートがすごく美味しかったので、また見つけたら買おうと思います。
・60歳からフェアトレードショップを始めてすごい。
・きっかけや出会い、直感を大切にしたい。
・国内だけでなく海外にも行ってみたいなと、この授業で思いました。
もっとあるのですが、これぐらいにしておきます。高校卒業前にフェアトレードについて考える機会を持ってくれたことに感謝です。これからの人生で何かの折にまた思い出してもらえたら嬉しいです。ありがとうございました。