
ご飯の左から
コーン、アスパラガスのごま和え、卵焼き、人参ラぺ、厚揚げとささげの煮物、かぼちゃサラダ、焼きナス、チキンカレー、コロッケ、くりきんとん。
少しずつだけど、いろいろな味がお楽しみいただけます。栗きんとんは庭の栗から。味噌汁とご飯の上のクルミ味噌は今年初めに仕込んだ自家製味噌です。

ハリのある手織り生地で作られた「3カラーワンピース」はネパールのマハグチという生産者NGOからやってきました。3種類の赤が動くたびに個性的な表情を見せてくれます。シサム工房のトモさんとトクさんが楽しく魅力を紹介してくれている動画をどうぞ。
https://youtu.be/qQ6fisUSsho
サイズはフリー。ベルトありでもベルトなしでも。ちなみに組み合わせている牛革ベルトは現在半額(3500円)になっています。
3カラーワンピース (レッドとブルーの在庫あり)¥11000(+税)

こちらは「ウシロアキサイドタックワンピース」。インドのカラティマクというNGOからやってきます。ダブルガーゼがからだにやさしいワンピースです。胸の花柄のチカン刺繍と後ろボタンがさりげなくすてきですね。ポケットもついて実用的。サイズはフリーです。


ウシロアキサイドタックワンピース ¥8800(+税)

菜摘さんはボリビアに住んで早や17年。アマゾンの源流あたり、ルレナバケという田舎の町に、パートナーのウゴさんと二人のかわいいボーイズと暮らしています。昨夜は菜摘さんの自宅も見せてもらいましたが、窓のないオープンテラスがなんとも気持ちよさそうでした。
日常的にものを作る女性たちに働きかけて、ちゃんと商品化し、現金収入を得る道を作り出した菜摘さんです。それもカリカリと必死で、というのではなく、アマゾンのゆったりとした流れの中で楽しみながら進んできたことがわかります。
今はコロナ禍で、ボリビアの観光産業もストップしていて、店も休業中です。ボーイズの学校も今年いっぱいはお休みだとか。でも、その時に菜摘さんが言った言葉が素敵でした。「学ぶのは学校だけではない。自然がいっぱいあるので、山に入ったり、野菜を育てたり、魚を捕ったり、物をつくったり」。それに「もともとルレナバケの人たちは専業で雑貨を作っているわけではなく、農業をやりながらの仕事だったので、今は農業にもどっている」。ひとつに固定しない、柔軟に選択できる生き方ですね。
エスペーロ能勢にある、ラ・カンビータさんからの商品は、木の実のネックレス、ヤシの葉小箱、ヤシの葉の夏帽子、ココナッツの木でできたスプーン、などなどがあります。映像を観ながら、これらの商品の故郷について、もっとお客様に伝えなければ、とあらためて思いました。
コロナ禍がおさまって、いつの日かリアルのボリビアをみんなが訪問できる日が来ることを願っています。

そのマハグチのスニルさんから、ネパールのコロナ禍における生産者さん達の状況が手紙で寄せられています。
ネパールでのコロナ事情はとても深刻です。日本のように政府からの休業補償などはありません。都市が封鎖され、外出は最低限の食糧を買いに出られる朝の2時間だけ。車での移動制限もあってなかなか工房にも行けない中で、何とか工夫しながら生産者の仕事を絶えさせないようにしています。そんな時に生まれたのが、洋服の端切れで作ったマスクでした。
ぜひ、以下から↓スニルさんの手紙を読んでみてください。
https://sisam.jp/information/266667/
シサム工房ではマスク2枚をセットにし、300円の寄付金を上乗せして販売することにしました。エスペーロ能勢にも5セット入荷していますので、どうぞお買い求めください。
これから秋冬になって涼しくなればマスクも少し楽になりますね。思い切りファッションとして楽しんではどうでしょうか。
コットン100% ネパール製 2枚セット¥1100(税込¥1210)うち¥300が生産者さんへの寄付になります。

9月は引き続き同じ二人が制作した『難民キャンプで暮らしてみたら』を上映いたします。
次なる場所はシリア難民が暮らすヨルダンのザータリ難民キャンプです。キャンプ内のテントで1カ月生活したふたりが見たものは?(75分/2015年/アメリカ)
日時:9月26日(土)27日(日)28日(月)13:30~上映開始
場所:エスペーロ能勢屋根裏
定員:各回5名
参加費:一般1000円 高校生以下500円(1ドリンク付)
3日間上映します。コロナ対策で定員5名にしていますので、すぐに定員に達します。お早目のお申込みをお願いいたします。