
代わって最上段に躍り出たのはコーヒーのラインナップです。エスペーロ能勢にあるコーヒーをわかりやすく並べました。一つずつ並べていますが、在庫はありますのでお尋ねください。
国別に言うと、左から、ミャンマー、フィリピン、右の3社はいずれもネパールからのコーヒーです。焙煎の度合いは。中煎り~中深煎り~深煎りを中心に置いています。いずれも森林農法で小規模生産者によって丁寧に栽培されたフェアトレードのコーヒーです。
豆と粉があります。豆は店内のミルで粉に挽くこともできますので、ご遠慮なくお申し付けください。
ドリップバッグは個性的な絵のパッケージのものがあります。絵を見ていただきたいので、一つずつ並べています。これも在庫はありますのでお尋ねください。
今回、ご縁があって新しく入荷したのは、ミャンマーのコーヒーです。たくさんある種類の中から「デモカレシ(デモクラシー民主主義」と名付けられた中深入りのコーヒー豆を選びました。民主主義を切望するミャンマーの人々に共感しながら味わいたいコーヒーです。美味しいコーヒーです。ぜひお試しください。

ほんとうに美しい刺繍です。ぜひご覧になってください。
箕面市国際交流協会(MAFGA)の語学講師でメキシコ出身のロクサナさんからお預かりしました。ロクサナさんはメキシコの文化を日本で紹介したいと思っていて、中でも彼女自身が大好きな先住民族の刺繍の素晴らしさを知ってほしいと言われています。
コロナ禍で現地の観光客が激減し販売先がなくなったため、生産者の力になりたいと思われたことも販売の理由のひとつです。
16日にはロクサナさん自身がエスペーロに来て刺繍の説明などもしてくださる予定です。
写真でも十分美しいですが(クリック拡大して見てください) ぜひ実物を見ていただきたいです。
販売もしていますので、よろしくお願いいたします。価格帯は7000円~11,000円(カバーのみ)です。クッションの中身もご希望の場合は+330円となります。

4日(月)と8日(金)が臨時休業となりますのでご注意ください。
1日~16日、和室にメキシコとペルーの先住民による手刺繍クッションが並びます。とても美しい刺繍です。ぜひ見に来てください。チラシは近日中にアップします。16日(土)には紹介者のロクサナさんが店に来てくれますので、直接お話を聞くことができます。
24日(日)は貸切イベントです。こちらも近日中に詳細をお知らせします。
屋根裏シアターは4月30日~5月2日の3日間です。内容はまたお知らせします。
4月もどうぞよろしくお願いいたします。

天草には大阪から移住した友人がいたので、もしかしたら会えるかも、という気持ちもありました。それでその友人Fさんに連絡をとったところ、なんと彼女はすでに夫さんの国アメリカへ帰ったあとでした。そのことで私の天草熱は半分にしぼみました。
それで、3連休はやはり通常通り営業することになったのです。
連休2日目の最後のお客様はファミリーでした。男性2名と60代の女性とそのお母さん。「母は94歳なんですよ」と言われるのを聞いておもわず私は「すばらしい!」と拍手しました。杖もなしで元気に歩かれてお話もしっかりできるお母さまだったからです。続けて「母はこの店がとても気に入ったようです。生まれ育った熊本の家に似ているからです。古い家でもうじき国の文化財に指定されます」。私が「熊本のどこですか?」と聞いた答えが「天草です」。
どんなにびっくりしたことか。私が行きたかったけどあきらめた天草が、向こうからやってきたのです。お母さまはエスペーロ能勢の手作りのケーキを気に入ってくださって、残っていたケーキを全部お買い上げくださいました。
娘さんは「天草はほんとうによいところですから、ぜひ訪ねてくださいね」と言われて94歳のお母様とともに帰られました。はい、いつか必ず行こうと思います。
そしてアメリカへ帰ったFさんが5月の一時帰国の時に能勢まで来てくれることになったのも、嬉しいことでした。
(写真は天草市のホームページからお借りしました)

フェアトレードチョコレートは暑さに弱く25℃以上で溶ける可能性があるため、今シーズンの再入荷はありません。次回入荷は10月下旬になります。
すでに1枚になったフレーバーもあります(左の2つ)。一番人気のミルクはたくさん仕入れたのでまだ余裕があります。
ぜひ、今のうちにお買い求めください。

試写してみました。アメリカのミレニアル世代が社会の課題解決に挑戦するドキュメンタリー映画です。ミレニアル世代とはZ世代のもうひとつ前、1980年~1995年生まれで、デジタルの台頭とともに育ってきた世代だそうです。
大学を卒業しても安定した仕事が待っているわけでもなく、旧体質の大企業には魅力を感じず、お金のためよりも社会のために働きたいと思う人たちも少なくない。そんな人たちが自分で仕事を起こす。アントレプレナー(起業家)、中でもここでは社会をよくするために働く社会起業家の若者たちの姿を追います。
「ガンジーの心とフォードの頭脳を持って・・」というフレーズが印象的でした。社会のために、と思っても気持ちだけではうまくいくはずもなく、ビジネスとして成り立たせるためのスキルも必要です。
興味深い映画です。どうぞお申込みの上ご来場ください。
日時:3月26日(土)27日(日)28日(月)13:30~
鑑賞後お茶を飲みながら感想などを語り合う時間を持ちます(参加自由)
参加費:一般1000円 高校生以下500円(1ドリンク付)
定員:各回5名
お申込み:エスペーロ能勢 ☏ 080-3764-7905
✉ info@espero-osaka.com


SDGsの5番目の目標である「ジェンダー平等を実現しよう」について考える一日にしたいものです。
フェアトレードの現場であるアジアでは、女性の立場が日本よりもさらに弱いことが多いのですが、彼女たちは家庭や工房で仕事をすることで、自立の道を模索しています。女性が収入を得るようになると、男性の女性を見る見方にも変化が表れます。
そんなインドの現場から届いたミモザのアクセサリーのご紹介です。黄色い方がミモザ、白いのはスズランです。ピアスとブローチがあります。
これらのアクセサリーを作っているNGOタラ・プロジェクトでは、対象商品100個の売上につき、US30ドルを児童労働をなくすための啓発や教育プロジェクトへ送金しています。タラ・プロジェクトについては→https://www.peopletree.co.jp/fairtrade/partner/tara.html
クロシェ(かぎ針)編みの立体感ある美しさをお楽しみください。長さは5~6㎝です。
ミモザ・スズラン ピアス ¥2420(税込)
ミモザ・スズラン ブローチ ¥1650(税込)

ネットの時代に、経費もかかるのに、これほど丁寧なカタログを作っているところは、なかなかないのではないでしょうか。
紙媒体でしか伝わらない情報もあると思うし、ネットを使わない人たちも世の中にはたくさんいます。そう思うと、とても貴重なカタログです。
ネパリ・バザーロさんは、ネパールとのフェアトレードから始まった会社ですが、東北の震災後は岩手・野田村の復興支援を、近年では沖縄発のチョコレートを作るためのカカオプロジェクトをされています。沖縄でカカオを栽培し(現在はまだ育成中なのでインドのカカオです)陸前高田でチョコレートに製造します。
今回は野田村で生産される山ぶどうジュースの話(エスペーロ能勢にも入荷しています)やネパールのコーヒー輸入の話など、読み物もいつもどおり充実しています。
エスペーロ能勢ではカフェメニューの後ろにこのカタログを立てていますので、ランチをお待ちの間にパラパラとめくってみてください(在庫があるうちはご自由にお持ちいただけます)。
先日もランチを待つ間にカタログをご覧になったお客様が「僕も応援したいと思いました」とLISAチョコレートを買って行かれました。LISAとはLow Input Sustainable Agriculture(低投入持続型農業)の略です。
どうぞ、この素敵なカタログを手にしてみてくださいね。

1,2月は土日のみの営業でしたが、3月から通常通り、金土日月の営業になります。時間は11:00~17:00です。
月末の26,27,28日は第49回屋根裏シアターです。『ザ・ニュー・ブリード』を上映します。https://www.cinemo.info/97m
きょうは庭へ出て春をさがしてみました。まだまだ寒い能勢ですが、それでも、少しずつ春の訪れが感じられます。
3月もどうぞよろしくお願いいたします。



