
エスペーロ能勢ではとくにフェアトレードイベントは行わないのですが、次のようなお楽しみを準備しています。
①シサム工房からの服袋
毎年人気の服袋です。税込11000円ですが、実際には3倍の価格内容です。
(写真はシサム工房さんより。イメージです)
②アフリカ雑貨
これまではアジア雑貨が多かったのでアフリカの物がほしいと思っていました。 先日バラカさんで試しにいくつか仕入れてみました。色鮮やかなキテンゲ布、バンダナ、キテンゲ布の扇子、アフリカフェ、イリンガバスケットなどです。
ぜひ見にきてくださいね。
ときどき「雑貨を見るだけでもよいですか」と遠慮がちに来られるお客様があります。もちろんです。カフェも併設していますが、私たちの中では「フェアトレードショップ」が一義的な存在です。商品が売れれば、新たな注文ができます。少しでも多く販売することがフェアトレードショップの使命だと思っています。

バングラデシュは中国に次ぐ「世界の縫製工場」と言われるほど、グローバルアパレル産業の生産地です。
しかし、その現場では、低賃金、長時間労働、安全でない労働環境など多くの問題があります。2013年にダッカ郊外のラナプラザビルが崩壊して1000名以上の犠牲者を出した「ラナプラザの悲劇」は世界に大きな衝撃を与えました。
この映画は、そんな現場で声をあげる女性たちの物語です。組合をつくるために立ち上がるリーダーのシムがほんとうに勇気があってすばらしい。このチラシの女性たちの表情を見てください。迫力ありますよね。監督も女性です。
そういう状況に対して、フェアトレードの現場では、公正な賃金が支払われ、労働時間や労働環境もフェアな基準が守られています。
5月は世界的に「フェアトレード月間」。フェアトレード月間にふさわしいこの映画をぜひ観てください。
東京は岩波ホール、大阪はシネリーブル、神戸は元町映画館でやっています。