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≪大切なおしらせ≫7月は休業します
2022/06/28(Tue) | お店日記 | page top↑
あざみ暑中お見舞い申し上げます。

6月のうちから暑中お見舞いが必要になる暑さですね。ご存知のようにエスペーロ能勢はエアコンがなく外からの風と扇風機だけで夏を乗り切ってきましたが、今年の暑さは想像以上のようです。

お客様だけでなく、私たちスタッフの体力にも限界が見えてきました。

7月にはインドネシア旅行の予定があり、その前後は営業しようと考えていましたが、暑さのこともあり、思い切って今年は7月まるまるお休みとさせていただくことにしました。

ふだんから臨時休業が多いのに、またまた長期のお休みで申し訳ありません。

屋根裏シアターも7月はお休みさせていただきます。いつも楽しみにしてくださっているみなさん、ごめんなさい。


8月につきましては、再度おしらせしたいと思っています。

インドネシアへは7年前に我が家にホームステイしていたサーラの結婚披露宴で行きます。帰りにはバリ島へも寄って、アタ商品などを仕入れてきますので、どうぞ楽しみにお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。

インドネシア滞在中は電話もつながらなくなりますので、どうぞご了承ください。

またお会いできる日まで、みなさまもどうぞお元気でお過ごしください。

山羊革カードケース goat leather from India
2022/06/27(Mon) | 雑貨 | page top↑
カードケース第3世界ショップを通してインドからやってくる山羊革製品は、バッグ、財布、ペンケース、ブックカバーなどなどいろいろあります。https://www.p-alt.co.jp/handcraft/yagi2/

店長の私もいろいろ愛用しています。使い込むほどに柔らかくなり風合いも出てきてよい感じになります。

写真はカードケースです。私はICOCAカードと名刺を入れています。左側の赤いドットのカードケースはもうたぶん5~6年持ちましたが、縫い目がほつれてきたので、右側の新しいダイヤ柄のに変えました。

赤いドット柄ケースは、実は3度落として3度戻ってきた愛着のあるものです。3度のうち2度は阪急電車の駅(梅田と石橋)ですが、いずれも落とし物窓口に届いていました。もう1回は東京のカフェです。中に名刺が入っていたので(何枚も入っているから本人とわかりますよね)その電話番号に連絡してくれて取りに行きました。3度落とすのもかなりの不注意ですが、3度戻ってくるというのも運の強いカードケースです。拾ってくれた人たちの親切を感じます。

というわけで、赤いカードケースは、現役を退いても、人様の名刺を入れるケースとして自宅にいてもらおうと思っています。

山羊革カードケース ¥1404


フェアトレードジャム fairtrade jam
2022/06/23(Thu) | 食品 | page top↑
ジャム3種わかちあいプロジェクトからジャム3種が入荷しています。
https://wakachiai.jp/

グレープフルーツジャム・・・砂糖(マラウィ産)グレープフルーツ(国産)150g ¥702
アップルシナモンジャム・・・砂糖(マラウィ産)リンゴ、レモン(国産)150g ¥756
ドライアプリコットジャム・・砂糖(マラウィ産)アプリコット(パキスタン産)150g¥756

アフリカのマラウィで作られている砂糖はフェアトレード認証を受けていて、イギリスに送られてDIVINEチョコレートにも使われているそうです。

マラウィってどんな国?と思われた方はこちらから砂糖の生産者情報をごらんください。https://www.fairselect.jp/?pid=167055626

リサイクルサリーの洋服 
2022/06/22(Wed) | 衣類 | page top↑
リサイクルサリーパンツ ピープルツリーの展示会では、リサイクルサリー製品の「直取り」ができます。通常の注文では「アソート」と言って、色や柄は選べないのですが、展示会では自分でお気に入りを選ぶことができるのです。

それで、今回直取りで買ってきたパンツとスカートを見てください。店長の私のイチオシです。(写真はクリック拡大して見てください)



これはパンツですがはくとスカートのようにも見えます。





リサイクルサリースカート

花柄のスカートも素敵でしょう?

どちらも一点もの。真夏にぴったりのアイテムです。


リサイクルサリーパンツ ¥8690

                      

リサイクルサリースカート ¥9350








 
ピープルツリー展示会 exhibition for next order
2022/06/21(Tue) | お店日記 | page top↑
カタログきょうは、大阪市内で開催されたピープルツリーの展示会に参加してきました。

展示会に参加するのは何年ぶりでしょうか。
コロナ禍のせいもありましたが、注文しても売る力がない、あと何年ショップをできるのだろう、という不安材料がブレーキをかけていました。

しかし、今回やっぱり参加しようと思ったのは、コロナ禍で苦しいのはアジアの生産者の方がもっと苦しいはず、少しでも注文を入れることで応援したい、と思ったからです。ピープルツリーの商品の魅力ももちろん大きな誘引力でしたし、いつも電話で話している担当者と実際に顔を合わせて話すことも大切だと思いました。

会場の写真はNGなので、カタログの写真のみです。

今回、私たち小売店が注文を入れた数をもとにして生産され、来春私たちの元へ届くことになっています。できるだけ無駄をなくすための受注生産です。

展示会の前に、同じフェアトレードショップの友人とランチしながら情報交換するのも大きな楽しみです。共通の悩みをあれこれシェアしながら、そうか、みんな苦労しているんだな、またがんばろうね、と励まし合うことができます。

8月には京都でシサム工房の展示会もあるので、そちらへも参加したいと思っています。

世界難民の日 world refugee day
2022/06/21(Tue) | お店日記 | page top↑
さかき
月曜日にしてはお客様が多くて疲れてしまった午後3時過ぎ、庭のハンモックでひとやすみ。渡る風がひんやりと心地よい。
ハンモック







この花はなんだろう、と調べてみたら、「さかき」でした。いつも葉っぱしか見たことがないさかきにはこんなきれいな花が咲くことを知りました。


あざみ











空
寝転がって見上げるこの空は、世界のどこまでも続いているんだなあ。ウクライナ にも ミャンマーにもパレスチナにも。


きょう6月20日は「世界難民の日」です。








第52回屋根裏シアター『戦火のランナー』 loft cinema
2022/06/16(Thu) | イベント | page top↑
戦火のランナー今月末の屋根裏シアターは『戦火のランナー』です。
https://www.cinemo.info/94m

グオルの故郷は南スーダン。2011年にスーダンから分離独立した新しい国です。グオルが生まれた時は、アラブ系の北部とアフリカ系の南部の内戦のさなかで、戦争しか知らない子ども時代でした。

8歳の時に「この子だけは」という両親の希望で家を出たグオルは、武力勢力に捕まって奴隷にされ、そこから走って、走って、逃げ出し、難民キャンプで保護されます。

その後アメリカへ移民する幸運に恵まれたグオルは、アメリカの高校で走る能力を見出され、オリンピックを目指しますが、2012年のロンドンオリンピックの時にはIOCから南スーダンはまだ認められておらず・・・

このあとは映画を観てください。なんという人生でしょうか。親族の多くを内戦で殺されて、それでも前を向いて生きるしかない。それがグオルにとっては走ることでした。危険から逃げるために走っていた少年は希望に向かって走る大人になりました。


日時:6月25日(土)26日(日)27日(月)13:30~
会場:エスペーロ能勢屋根裏(暑い日であれば蔵になることもあり)
参加費:一般 1000円 高校生以下 500円 (1ドリンク付)
お問い合わせ・お申込み:エスペーロ能勢 ☏080-3764-7905 ✉info@espero-osaka.com


6月20日は「世界難民の日」です。

お申込みをお待ちしております。

   

福袋の残り福 two happy bags
2022/06/13(Mon) | 衣類 | page top↑
服袋110セットあったシサム工房の福袋が残り2つになりましたので、中身を公開します。いずれも定価が3万円以上ですが、11000円(税込)のご提供となります。

一つ目は、ストール、オーガニックコットンTシャツ、スカート、インド手刺繍の襟付きブラウス、そしてA4サイズが入る袋の5点です。OCTシャツはユニセックスのSサイズ、それ以外はフリーサイズです。ストールは薄いコットンなので夏の冷房から守ってくれる素材です。


二つ目は、トップスが2枚、オーガニックコットンTシャツ、スカート、服袋2そして袋です。

どちらでも、気になる方がありましたら、どうぞお早めにお問い合わせください。

6月いっぱいまで服袋として販売します。そのあとはそれぞれの定価にもどりますので、今のうちに超お買い得の福袋をお求めください。








長野たかし・あやこフォークライブ folk song live
2022/06/12(Sun) | イベント | page top↑
フォークライブ土曜日は長野たかし・あやこ夫婦デュオのフォークライブでした(写真は参加者のEさんからいただきました)。

小雨が降る中、ガラス窓の向こうの緑が映えました。一緒に写っているのはバンジョーで飛び入り参加したNさんです。こんな自由なスタイルがおふたりのライブの楽しさでもあります。

長野たかしさんは、私たちフォーク世代ならきっと誰でも知っている♬とおい~せかいに~たびに~でようか~♬が代表曲である「五つの赤い風船」の元メンバーです。

でも今のおふたりは、まさに「今」を歌われています。いったん音楽から離れられた時期もありましたが、世の中のあやうい動きに「だまっておれない」と10年前から夫婦デュオとして音楽活動を再開されました。

プロテストソングです。政治もジャーナリズムも権力に忖度することが多い昨今、おふたりの歌は言葉をまっすぐに発しています。それが私たちの心に届くのですね。かと言って決してとがっている(?)歌ではなく、落ち込んだ時にも寄り添ってくれるやさしい歌詞が多いと思います。

満席のお客様でした。「あんな歌詞が作れたらいいなあ」とか「涙が出た」とか「ライブはやっぱり最高!」などなど感想をいただきました。長野たかしさん、あやこさん、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

おふたりのCDについては(『残り時間』と『REBORN』はエスペーロ能勢でも販売中)はこちらをごらんください。https://www.facebook.com/groups/1081038302434990



『故郷の味は海をこえて』
2022/06/11(Sat) | お店日記 | page top↑
故郷の味は海をこえてジャーナリスト安田奈津紀さんによる『故郷の味は海をこえて』(ポプラ社)は、日本で暮らす難民の人たちがそれぞれの故郷の料理を店や家庭で作っている様子を紹介しています。なぜ難民となったのか、そのバックグラウンドも教えてくれます。

表紙はミャンマー出身のタンスエさんとタンタンジャインさん。高田馬場でミャンマー料理店を経営しています。民主化運動に関わって当局から生命を狙われ、国を脱出して以来30年、いちども故郷に帰ることができていません。

この本を読んだ時から、東京へ行ったら高田馬場を訪ねて、この店でミャンマー料理を食べたいと思っていました。

今回チャンスがあったのでひとりでお店を訪ねてみました。「いらっしゃいませ」と日本語で迎えてくれたタンタンジャインさんはひとりキッチンで立ち働いていました。それほど広くない店内(2階にも席があるようですが)には、ミャンマー人青年4人の他にはミャンマー語を勉強中というおじさん連れがお昼を食べていました。壁にはアウンサンスーチーさんの写真が3枚ぐらい貼られていました。

いただいたのはタンバウというチキン煮込みがドン!と乗った炊き込みご飯。美味しかっダンバウ たです。テイクアウトしたお茶の葉サラダはさらに美味しかったです。アジアご飯大好きの人間にとっては、これと白ご飯があればOKというスパイスの効いた豆サラダです。

タンバウをいただいていると、息子さんが帰ってきました。そのあとお父さんのタンスエさんも入ってきました。お父さんとお母さんが話しかける言葉はミャンマー語ですが、息子さんの答えは日本語でした。日本で産まれて日本で育っていますから、言葉も文化も日本語、友達も日本人だと思います。

私は先月大阪で観た『僕の帰る場所』(藤元明緒監督)という映画を思い出しました。日本で暮らすミャンマー難民の家族の物語です。

それにしても人間の運命って国の事情でこうも翻弄されるのかと改めて思いました。大学教員だったタンスエさんは民主化闘争に参加したために生命を狙われ、国外脱出せざるを得なくなり、たまたま頼った知人がいる日本に来てその後30年も住むようになるとは。

『故郷の味は海をこえて』はエスペーロ能勢に置いてあります。漢字にルビが振ってありますので、子どもさんでも読めます。貸出しますので、どうぞ読んでみてください。


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