
バリクパパン空港を出たところで人ごみから飛び出してきたサーラと何度もハグ。相変わらず泣き虫サーラでした。
ハズバンドになったディオは高校の時の1年先輩。身体が大きくて口数は多くないけど優しい気持ちが伝わる好青年でした。高校の時からの愛を何回かの遠距離恋愛を経て結実させたふたりです。
翌日、結婚式の前にお家へ。それほど広くない家の中で親戚の人たちがワチャワチャとしゃべったり笑ったりにぎやかです。お母さん、お父さん、おばあちゃんにご挨拶。ここではさびついたインドネシア語をがんばって繰り出します。とても暖かいビッグファミリーです。おばあちゃんに「私もネネッ(おばあちゃん)です。6人孫がいます」と言うと「私は7人」と茶目っけたっぷりに笑うおばあちゃんでした。サーラに「おばあちゃん何歳?」と聞くと「知らない」。お母さんもサーラも若いので、おばあちゃんはきっと私と変わらないと思います。
私にもインドネシア式のメイクをしてくれて、用意してくれていたクバヤという民族衣装を着て、みんなで式場へ。なぜか私たちもステージに上がって次から次へやってくるゲストとひたすら握手とあいさつをしました。なにしろ700世帯に招待状を出していますから、平均3名来るとして、ビュッフェのフードは2000名分だそうです。スピーチも歌も踊りもなし。ひたすらあいさつして食べてしゃべって適当に帰っていく、というスタイルです。日本の格式ばった結婚式とちがって、ゆる~くて笑いの多い結婚式でした。

ハネムーンはバリです。二人は私たちと同じ飛行機でデンパサールへ移動しました。両方の親御さんと友達が空港まで送ってくれ て、お母さんが「サーラに子どもができたらあなたもおばあちゃんだからね。また会いに来てね」って。バリでは、ハネムーンだからあまり邪魔しちゃいけないと思いながら、それでもㇴサプニダという島へ一緒に遊びに行ったり、町へ一緒にご飯を食べに行ったりしました。写真は島の浜辺を歩くふたりです。幸せのオーラがあふれていますね。それを見る私たちも幸せな気持ちです。
4日間バリに滞在した後、サーラとディオはサーラが大学時代を過ごしたスラバヤへ。私たちは帰国のためにジャカルタへ向かいました。
