
テンペは、大豆をテンペ菌で醗酵させたインドネシアの伝統的な食品です。大豆を発酵させたといえば納豆みたいですが、納豆のようにベタベタしないし臭いもありません。
いろいろな料理法があります。このテンペを作っている滋賀県のルストノさんを訪ねた時には、薄く切って素揚げして塩を振って出してくださいました。いちばんシンプルな食べ方で美味しいです。とくに熱いうちだと美味しいですね。
別のインドネシア人が作ってくれたのは、コンソメスープに薄く切ったテンペを漬けて味をつけたあと、油の中でジャーッと揚げたものでした。この食べ方もインドネシアではよくあるようです。
エスペーロ能勢のカフェで私が考えついたのは、カレー粉と片栗粉と塩を混ぜたものをまぶして油で揚げるものです。カリッとして美味しいと思います。
でも私の体験の中で一番美味しいと思うテンペは、インドネシアの友人宅でお手伝いさんが作ってくれたテンペゴレン(ゴレンは揚げるという意味)です。それを再現したくていまだ再現できていませんが、それもどきは作れます。

材料は写真のとおりです。①テンペを小さい拍子木に切って油で素揚げする。②にんにくのみじん切りを炒めたところに落花生を投 入してさらに炒める。③ケチャップマニス(インドネシアの甘醤油)とサンバル(インドネシアのチリソース)を入れて混ぜる。④最後に①のテンペを入れて混ぜたらできあがり。
どうぞお試しください。ケチャップマニスとサンバルはKALDIやPROFOODSなどで手に入ります。カフェではご希望の方にテンペをお分けしています。250g袋が350円です。どうぞお声掛けください。

実はこの『0円キッチン』は、4年前の屋根裏シアターで上映しており、今回は2回目の上映になります。
その後、この映画の続編『もったいないキッチン』が制作されました。https://www.cinemo.info/45m
9月に『もったいないキッチン』を上映する予定ですが、その前に『0円キッチン』をもう一度観ようというわけです。
0円の方は舞台がヨーロッパですが、もったいないの方は日本全国を巡ります。どちらも目指すは「フードロスをなくす」こと。カリカリ、ケチケチ、ではなくて、楽しみながら食材を救出していくダーヴィドの旅にお付き合いください。
日時:8月27日(土)28日(日)29日(月)13:30~15:30
参加費:一般1000円 高校生以下500円 (1ドリンク付)
定員: 各回5名
お申込み:☎080-3764-7905 ✉info@espero-osaka.com
人数に限りがありますので、どうぞお早めにお申し込みください。