
衝撃的な映画でした。課題が多すぎて(重すぎて)自分の頭と心では吸収しきれない、もういちど観たい映画です。また多くの人が観るべき映画です。
高監督は在日2世です。「みじめな少年時代」を送った監督は「差別をなくすること」を生涯の目標にしたそうです。監督と同世代の私には、戦後以来の朝鮮人差別がわかります(現代史をあまり教えられない若い人達にもわかるように、映画では歴史的な事実が説明されています)。
スリランカのウィシュマさんが入管施設で亡くなったあとメディアが大々的に取り上げたため、社会に入管の問題が知られるところとなりました。
しかし、問題はウィシュマさんにとどまらず、同様のことはたくさんある、入管だけでなく、技能実習生の問題や、在日外国人へのヘイトもあります。多くの在日外国人にインタビューした監督は、この映画に出てくる何倍もの人たちと話をされたそうですが、その人たちのことを思い返しながら、何度も言葉を詰まらせました。

難民認定が申請の1%にも満たない日本です。国際的に見ても恥ずかしい現状です。日本人は日本人同士でなければ仲良くできませ んか?そんな日本はそのうち世界から取り残されることになるでしょう。
この映画は自主上映や劇場での上映が予定されています。3月11日には吹田市でも自主上映会があります。https://ningenda.jp/
ぜひ観てください。
また2月23日(木・祝)は全国一斉に「入管法改悪反対アクション」が行われます。大阪でもあります。私はこれに参加してみ
