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1月14日(木)シサム工房展示会で京都へ exhibition in Kyoto
2016/01/14(Thu) | お店日記 | page top↑
旧立誠小学校久しぶりのブログ投稿です。みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

粟生外院の店を閉じて以来すこしぼーっとしておりましたが、本日京都での展示会を皮切りに今年はのろのろスタートです。




関西のフェアトレード会社としては随一のシサム工房さんの展示会がありました。シサムさんは商品もスタッフさんもとても好きな会社です。おまけに展示会の会場がこんなレトロでかっこいいい場所とあっては行かないわけにはいきません。京都の先斗町近くにある元立誠小学校。1927年に建てられ20年ほど前までは現役の小学校だったそうです。今はシネマがあったりいろいろなイベント会場になっています。

展示会
窓から冬の陽が射し込む旧い教室が展示会場です。黒板や教壇もそのままで往時がしのばれます。なつかしさ、レトロ、木のぬくもり、といったどれもがシサムさんの暖かいアイテムと通じ合っていました。




洋服はネパールからのものが多くあります。みなさんまだ覚えておられると思いますが、昨年4月25日にネパールで大地震がありました。レンガ造りが多いネパールでは多くの家が倒壊し8000人を超える人々が亡くなりました。元々貧しかった国がさらに追い打ちをかけるように大きな被害を受けたのです。



ネパール報告 シサムの副代表である人見さんがネパールのその後を報告してくださいました。復興はなかなか容易ではありません。電気がない、水がない、石油がない。ないないづくしの中で、それでもフェアトレード団体の生産者さんたちはものをつくることに生きがいを見つけておられます。インドとの国境が封鎖されて糸や布などの物資を得ることも困難な中、なんとか工夫して洋服や雑貨をつくって日本へ届けてくれています。やはり私たちが製品を買い続けることが何よりの支援になるのですね。





ファッションショーシサムさんの製品はさらに進化してオーガニック・コットンからデニムまでさらに幅広くなっていました。色もデザインも生地もとても暖かくて ちょっぴりレトロでかわいらしいのがシサムさんの良さだと思います。午後からはファッションショーがありました。モデルさんはいずれもシサムのスタッフさんたちで、とても素敵に着こなしておられましたよ。さすがに生産から関わっているだけあって、説明にも情熱がこもっていました。



在庫を抱え込まないためにももう洋服はやめよう、と思っていたはずの私ですが、こんな素敵な洋服たちに出会うと、その決意がもろくも崩れてしまいそうです。ああ、その魅力に勝てない。どうしよう・・・
 
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