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9月26日~9月28日 台湾での交流会議 conference in Taiwan
2016/10/04(Tue) | お店日記 | page top↑
高鉄先週は1週間台湾にいました。そのうち26日から28日まではコミュニティトレードについて台湾の起業家さんたちと意見交換する交流会議に参加しました。台湾といっても首都の台北ではなく中部雲林県の北港や口湖という地方都市です。台北から高鉄(新幹線)で1時間半、嘉義で降りると現地のコーディネーター蔡さんが車で迎えに来てくれてい蔡さんました。蔡さんはリーダーシップ溢れる有能な50代女性で、地方都市で事業を展開する人と人をうまくつなげているようでした。



交流会議には、日本から10名、フィリピンから1名、そして台湾からも15名ぐらいの参加がありました。どの方もユニークで魅力的なのですが、そのうち台湾側の何人かをご紹介します。

民宿の女将劉さん 私たちが泊まった民宿の女将である劉さん。民宿の建物は以前銀行だったところで、入口は階段があってそれらしく、天井は高く、そして窓口であっただろう内側がキッチンスペースになっていました。50代で民宿を始めた劉さんは、始める時に周りのひとから驚かれたり笑われたりしたそうですが、自分でこれをやる、と思って一歩を踏み出したそうです。そのぶれない勇気と信念に力強さを感じました。世界から台湾への観光客は多いと思いますが、首都の台北だけではなく南の地方都市へも呼び込みたいものです。昨年、嘉義市に故宮博物館南分院ができたことが呼び水になればよいなと思います。

試食 これは、みんなで蛤エキスの試食をしているところです。口湖で牡蠣や蛤の養殖をしている方が「日本の展示会に4年続けてこの蛤エキスを出しているが売れない。みなさんの意見を聞きたい」という場面です。蛤は肝臓にとてもよいことが知られていますし味も悪くはありませんが、100ccほどのエキスを毎日サプリメントとして飲むというのは少しハードルが高いだろうということになりました。みんなであれこれ意見を出し合って、鍋に入れたり料理に加えたりしたらよいのではないかというアイデアがまとまりました。このように、事業に行き詰まった時には広く意見を求めるということの大切さを教えてもらいました。

パイナップルケーキやクッキーを作っている李さん 李さんは脳性小児麻痺を持ちながらも起業してパイナップルケーキやクッキーを作る会社を経営しています。私は彼女ともっとお話してくればよかったと思いました。障がいを持っていても仕事を持って自立することはフェアトレードが目指す大切な一部であるからです。彼女から買った台湾名産パイナップルケーキを持ち帰り、フラ仲間の障がい者グループさんと一緒に食べながら、李さんの話をしました。


漬物屋さん ご夫婦で地産の野菜を漬けているお漬物屋さんにも行きました。日本ではお漬物はだいたい塩味ですが、ここの漬物はビネガーを多用して甘酸っぱいものが多かったです。フルーツも漬けていて美味しかったのですが、漬物というよりもデザート感覚でした。私は日本から買っていった京都のお漬物を差し上げました。何かヒントになったらよいなと思います。


書道家の曽さん 交流会議には物を作っているひとだけではなく、書道家や書画家などのアーティストさんも集まりました。書道家の曾さんが書いているのは「和」という文字の旧字体です。口が3つもあります。人はそれぞれの口でそれぞれのことを言うけれどもそれらの折り合いをつけて仲良くしていくのが「和」だということだそうです。漢字は奥深いですね。私がお土産に頂いた書には「真如心」とありました。「まごころをもってありのままに見る心」という意味らしいです。いい言葉です。曾さんの文字はとても味わい深いので、新しいエスペーロができたらその和室で彼女の個展をやりたいなと思っています。

プレゼンテーション
参加者のそれぞれが、今やっている事業、これからやっていくことをプレゼンテーションして、お互いに知恵を出し合い、つながってやっていけるこ となどを探りました。



ビーフン工ビーフンサラダ場へも行きました。食糧自給が不安定な日本ではいつか食糧危機が起こるかもしれません。ビーフンは賞味期間が3年間ですから備蓄に最適のアイテムです。蔡さんが作ってくれたビーフンサラダがとても美味しかったので、帰国後真似して作ってみました。新しく開くカフェメニューの一品にしよ うと思います。



口湖の日没折しも台湾は台風17号(台湾では「梅姫」と命名されていました)が直撃していました。この湖での写真はまだ外にいられる段階でしたが、この あと風が真横に吹き始め、翌日は土砂降りの雨となりました。家の中では何回も停電になりましたが、私たちは久しぶりの停電をちょっぴり楽しんだりもしていました。私は台湾に3度行っていますがそのうち大型台風を2度も経験し、台風女と呼ばれています((笑)一度目は飛行機が飛びませんでした。でも考えてみれば台湾はいつも台風の通り道で、そもそも台風という言葉も台湾の風という意味なのだそうです。初めて知りました。

口湖の集合写真 今回一緒に行ったメンバーは中国語完璧で通訳をしてくださったご夫婦、ニット・デザイナーさんと映像作家さんのご夫婦、行者さん、大学の先生ながら次のステップとしてアロマ・ヒーリングサロンを準備している女性、若いのに様々なイベント企画を仕事としている女性などなど、多彩でユニークな方たちばかりで刺激をたくさんもらいました。

最終日のお別れ前に、最年長者の片岡さんが次年長者の私に「斎藤さん、死ぬまで夢を見よう」と言ってくださった言葉が心に残りました。




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