
私たちが毎日飲んでいるコーヒーや紅茶、食べているバナナ、着ている洋服、などは、どこで、どんな人たちが作っているのか。生産者の人たちは、ちゃんと生活できる対価を得ているか、劣悪な環境で働いていないか、児童労働はないか、森林を破壊していないか、などなど、消費者として思いを巡らしてみようという一日(あるいは月間)です。
例年であれば、世界各国で様々なイベントが行われ、フェアトレードがアピールされているところですが、今年はコロナ禍でほとんど中止になっているのが残念です。
エスペーロ能勢は4月初めから休業中で、絶好の季節の中でイベントもできない状況です。休業中でもできることは?と考えますが、なかなかよいアイデアも浮かびません。せめて、いつものコーヒー、いつもの紅茶、などをお客様に届けるべく、配達や発送をできる範囲で行っているところです。商品を少しでも動かすことが、小さな小売店ができることだからです。
エスペーロ能勢は通信販売をしていませんので、ブログで商品のご紹介をしています。4月、5月のブログでは、食品や洋服のご紹介をしていますので、のぞいてみてくださいね。私たち(夫と私)は隔日ぐらいの頻度で能勢に通っていますので(泊まることもあります)実際に商品を見たいという方がありましたら、個人的にご予約いただいて来店していただくことはできます。ご相談ください。

『そのこ』遠く離れた空の下で暮らす「そのこ」と、日本に住んでいる「ぼく」の日常を描いた谷川俊太郎さんの詩。力強い絵にも魅かれます。


『フェアトレードの時代』フェアトレードの入門に最適の本です。著者は私の古 い友人。具体的な団体やお店の紹介もされていて、楽しい本です。

『シャプラニール流 人生を変える働き方』タレントの藤岡みなみさんが、国際協力NGOシャプラニールを通して、ネパール、バングラデシュで体験する人々との交流。世界とつながる働き方を考えてみる。
エスペーロ能勢の書棚にはまだまだたくさんの本があります。おうちでの時間が多いこの時期の読書に、ぜひフェアトレード関連の本も加えてみてくださいね。