
コロナ禍の中しかも箕面市は朝から雪降りだったこともあって、みんなで5名という少人数でしたが、それぞれが語ることができて、いつも思うのですが、こちらが教えられることも多くて、よい会になったと思います。
私の方からは、なぜフェアトレードチョコレートを買う(売る)のか、という理由と、取引のある各会社のチョコレートの特徴などをお話しました。
なぜ・・・の方は1.おいしい 2.児童労働にNO 3.原材料がわかっている 4.生産者をサポートできる です。
エスペーロ能勢のチョコレートは以下の会社から仕入れていますが、それぞれに美味しいプラスの特徴があります。たとえば・・
第3世界ショップ フェアトレードチョコレートを「スタジオクーカ」 https://www.studiocooca.com/ のデザインでラッピングしています。スタジオクーカは神奈川県にある知的ハンディキャップを持った人たちの福祉施設ですが、ここのアーティザンたちが描く堂々たる絵が見事にフェアトレードチョコレートとコラボしています。先月Eテレでも紹介されましたが、通所者の才能を信じて商品化まで実現したスタジオクーカの社長さんはすごいなあと思います。名前の「クーカ」には、これを仕事にして「食うか」の覚悟が表れているそうです。
ピープルツリー チョコレートを食べた後、包み紙を捨てないで裏側を読んでくださいね。下の方にカカオポイントというカカオの絵があります。これを切り抜いて台紙にはり、ピープルツリーに送れば、10ポイントにつき1USドル(カカオの苗木1本分)がコスタリカのカカオ農家に寄付されます。ひとりでそんなに集められないという方はエスペーロ能勢までついでの時に持ってきてください。まとめて送ります。
わかちあいプロジェクト イギリスDevine社製チョコレート。株式の44%をカカオ農家(ガーナのカカオ生産者組合クアパ・ココ)が保有して経営に参画しています。
ネパリバザーロ インド産カカオと沖縄の黒糖・粗糖でチョコレートづくりを始めました。同時に沖縄伊江島でカカオ苗を育てており、将来的には沖縄産のチョコレートを目指しています。基地にNOと言うのも大事だけど、沖縄に未来ある仕事を作っていきたいという、ネパリバザーロの地道ながら壮大なプロジェクトに頭が下がります。カカオフレンズ募集中。https://www.verda.bz/?pid=140760569
以上のような、各社の思いを想像しながら、美味しいフェアトレードチョコレートを味わっていただけると嬉しいです。
次回「フェアトレードにふれる」は「バナナ編」として2月9日(火)に開催予定です。