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援助とは? aid Africa?
2021/07/29(Thu) | お店日記 | page top↑
絵はがきにされた少年この本がとても興味深くて腑に落ちたのでご紹介したいと思いました。

著者は20年前に毎日新聞の記者として南アフリカに駐在し、アフリカ各地を取材しました。その時に出会った人々の物語です。

アフリカと聞いた時に私たちの頭をよぎるのは「貧困」「飢餓」「内戦」など暗いイメージが多く、先進国の心ある人達は「彼らを援助しなければ」と思うでしょう。

それはまちがいではないのだけれども、現実を知らないでただ「彼らを救いたい」と思った時点で、援助する側とされる側は対等でなくなり、支配と隷属になるというのです。

私たちはアフリカを考える時に、どうも十把一絡げ、あるいはステレオタイプ的にイメージしてしまう危険性があります。先入観もあります。たとえばこの本の題名『絵はがきにされた少年』を見た時、私はでっきり貧しいアフリカの少年が写真はがきにされて先進国で売られていた、というような話かと思いましたが、実際はもっともっと素敵な物語でした。

あたりまえのことですが、アフリカの人たちにもふつうの日常生活があるのです。

p226から少し抜き書きします・・・漠然と無数の人々への援助を考えるよりも、救うべき相手をまず知ることから始めなければならない。先進国の首脳会議などの会場を取り囲み、「貧困解消、貧富の格差の是正」を叫ぶ若者たちがいる。こうしたエネルギーを見ていると、一年でいいからアフリカに行って自分の暮らしを打ち立てて見たらいいと思う。一人のアフリカ人でもいい。自分が親しくなった一人でいい・・・一人を終えたら二人、三人といけばいい。一般論を語るのはその後でいい・・・
新版
20年前に書かれた本ですが、今でも色は衰えていません。それだけアフリカが変わっていない、事態がより悪化しているというこ となのかもしれません。昨年新版が出たそうです。興味ある方は図書館で探して読んでみて下さい。

https://peraichi.com/landing_pages/view/infoehagaki/

















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