今日、明日は、ピープルツリーとシサム工房の展示会の日です。フェアトレードの会社は、1シーズン前に小売業者向けの展示会を開いてサンプルを紹介し、前もって予約をまとめて現地生産者に発注するという方法を取っています。その方が無駄なく確実に販売可能な数を生産できるからです。大量生産とは対極にあります。
エスペーロ能勢は2010年にフェアトレード事業を始めた時から毎年展示会に参加してきましたが、ここ数年はお休みすることも多くなってきました。若いフェアトレーダーさん達とちがって、私たちはあと何年ビジネスを続けられるかわからないので、在庫を抱えすぎるリスクを避けたいからです。ほんとうは発注してこそのフェアトレードなのですが、会社の方も事情を理解してくださっています。
さて、私は展示会には参加しないのですが、「展示会終わったらランチ」という楽しみがあって、きょうは大阪市内へ出かけました。何年か前から出雲のfukumimiさんと奈良のきららさんと私の3人で展示会あとのランチが恒例になっているのです。
ランチしながら、話す、話す。お店の運営や悩みやイベントのアイデアなど、話題が尽きません。こういう同業の友人があってほんとうによかったな、と思います。
2時間近く話して気が楽になったところで、fukumimiさんは京都での展示会へ、きららさんは奈良へ帰り、私はその足で十三の七芸へ映画を観に行きました。
きょう観た映画は「わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏」です。先月、東京で国立西洋美術館を訪ねたばかりなので、とても興味がありました。その時のブログはこれです。http://espero0osaka.blog118.fc2.com/blog-entry-1814.html
世界の名画や彫刻が、優秀なスタッフたちによって収集、修復、展示される様子は、まるでNHKの番組「プロフェッショナル」を連続して観ている気持ちでした。美術館改装のために作品を移動するのですが、梱包や移動も細心の注意が払われます。ロダンの「考える人」や「カレーの市民」がグルグル巻きにされてクレーンで吊り下げられるシーンはユーモラスでもありました。
日本のみならずアジアでも最大の西洋美術館であるのに、圧倒的に予算と人が足りないそうです。奮闘するスタッフの姿を見ながら、美術館に予算をつけない国の姿勢に疑問を持ちました。国立の施設を次々と独立行政法人化してきた新自由主義的な政策がここにも影響を及ぼしているようです。
そう言えば、先月ここを訪れた時、シニアは入館無料でした。一般でも500円。その時はラッキーと思ったのですが、こんなにすばらしい美術館なのですから、もっと入館料を取った方がよいと思います。
エスペーロ能勢は2010年にフェアトレード事業を始めた時から毎年展示会に参加してきましたが、ここ数年はお休みすることも多くなってきました。若いフェアトレーダーさん達とちがって、私たちはあと何年ビジネスを続けられるかわからないので、在庫を抱えすぎるリスクを避けたいからです。ほんとうは発注してこそのフェアトレードなのですが、会社の方も事情を理解してくださっています。
さて、私は展示会には参加しないのですが、「展示会終わったらランチ」という楽しみがあって、きょうは大阪市内へ出かけました。何年か前から出雲のfukumimiさんと奈良のきららさんと私の3人で展示会あとのランチが恒例になっているのです。
ランチしながら、話す、話す。お店の運営や悩みやイベントのアイデアなど、話題が尽きません。こういう同業の友人があってほんとうによかったな、と思います。
2時間近く話して気が楽になったところで、fukumimiさんは京都での展示会へ、きららさんは奈良へ帰り、私はその足で十三の七芸へ映画を観に行きました。

世界の名画や彫刻が、優秀なスタッフたちによって収集、修復、展示される様子は、まるでNHKの番組「プロフェッショナル」を連続して観ている気持ちでした。美術館改装のために作品を移動するのですが、梱包や移動も細心の注意が払われます。ロダンの「考える人」や「カレーの市民」がグルグル巻きにされてクレーンで吊り下げられるシーンはユーモラスでもありました。
日本のみならずアジアでも最大の西洋美術館であるのに、圧倒的に予算と人が足りないそうです。奮闘するスタッフの姿を見ながら、美術館に予算をつけない国の姿勢に疑問を持ちました。国立の施設を次々と独立行政法人化してきた新自由主義的な政策がここにも影響を及ぼしているようです。
そう言えば、先月ここを訪れた時、シニアは入館無料でした。一般でも500円。その時はラッキーと思ったのですが、こんなにすばらしい美術館なのですから、もっと入館料を取った方がよいと思います。