
和室でまったりと、インドネシアのジャワ島でバティックを学んできたチェリタクラフトの塚野理加さんのお話を聴きました。
気が遠くなるような細かなモチーフを、さらさらとフリーハンドで書いていくおばあさんの手は魔法の手のように見えました。

このすばらしい伝統技能と作品に魅せられた研究者やコレク ター世は界中にいて、きょうは理加さんがアメリカ人のコレクターから借りている大判のバティックを間近で見ることができました。
このあと参加者の方たちは、ワークショップでそれぞれに手描きバティックの体験をされました。チャンティンという器具に溶かした蝋を入れて布に絵柄を描いていきます。おしゃべりしながら、それでも真剣なまなざしで、みなさんとても楽しそうだったのが印象的でした。
