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6月4日(金)タイからやってきた布
2010/06/04(Fri) | お店日記 | page top↑
 タイ北部のランバーン県ジェイソン村からすてきな手織り布が入ってきた。綿をやさしい風合いの草木染めにしたショールやマルチクロスだ。北タイの村おこしに携わっているNPO「Link・森と水と人をつなぐ会」www.geocities.jp/link_chiangmai_forest/index.html
を支援しているグループ「マットミー」さんがエスペーロに持ち込んでくださった。私はひと目見るなりそのやさしい色と手触りに引き寄せられた。
 Linkのチラシから少し抜粋すると「北タイ地方では、19世紀半ば以降、内外資本によって大規模な森林伐採が進められ、各地で干ばつ、洪水、土砂災害が頻発し、人命や田畑の損失、森林火災の激化、水源の枯渇が起こり、地域のくらしが破壊されるとともに、首都バンコクを含む下流域における環境破壊や水争いの原因となってきました・・・村人のくらしは森と密接に結びついています。くらしに必要なあらゆるものを周囲の森(=コミュニティー林)から得、そのために森を守ってくらしてきました。しかし森から排除されることによって人々の生活は行き詰まり、社会の底辺に位置づけられ、子どもまでもが人身売買の対象にされるような最貧層となっていったのです」そんな中でLinkは、村々のコミュニティー林再生のための地図作りに始まり、人々が自立できる「村おこし」の支援活動を行っている。そのひとつがこれらの布というわけである。
 美しい布を見ながら思い出したことがある。私がバリ島での滞在を終え帰国する時、親しい友が布を贈ってくれた。「縦糸と横糸で織られる布を贈るのは友情のしるしといいます」という言葉とともに。うれしかった。
 北タイからやってきたこれらの布は贈り物に使われるのだろうか、それとも夏の冷房から身を守るショールとして使われるのだろうか。いずれにしろ使う人をやさしく包むのはまちがいないだろう。
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