
大阪大学のM先生がチョコレートをまとめて注文してくださったので、配達に行った研究室でしばらくおしゃべりをしてき

た。東京出張が震災の影響でとりやめになったので、東京の関係者にチョコレートを送ってあげるのだそうだ。「チョコレートは食べると元気が出るでしょ」。震災当日、東京で帰宅難民になった人がかばんの中にフェアトレードチョコレートを見つけて、食べながら元気を出して歩いたという話も聞いた。

その足で古巣の大学図書館へ立ち寄ると「あら、今Hさんがエスペーロへ向かいましたよ」と言うので、急いで店に取って返した。すると店の駐車場で、Hさんばかりでなく、同じく図書館職員で現在育休中のSさんとS造くんにもばったり。「Hさん、Sさんと待ち合わせてたの?」と聞くとそうではない偶然だというので、またまたこれはエスペーロ・マジックかなと嬉しくなった。いつもコーヒーをまとめて買ってくれるHさんのお気に入りは第3世界ショップのコチャパンパ・コーヒー。Sさんは31日のチャリティー・イベントにママ友といっしょに行きます、と言ってくれる。

震災後の原発はますます心配な状況だけど、東京から幼児とその両親を受け入れていたIさん、家族がきょうどうしても用があって東京へ帰るのだそうだ。「ほんとうは帰したくなかったんだけど・・・」。1歳のEちゃんにオーガニック・コットンのTシャツをおみやげに。

ご近所のIさん、東北出張中で連絡が取れなかった親戚の人の無事が確認された。よかった。ピープルツリーのカタログからパーカーを予約してくださる。
お客様との会話もどうしても震災のことが中心になる。せめて原発事故さえなければ前向きに考えることもできるのに。