

今、この2冊のブックレットは必読書ではないでしょうか。
①「知ることからはじめよう" beyond the nuclear age(原子力の時代を超えて)」(スロービジネスカンパニー2006年)
「はじめに」のページにこう書いてあります。原発がいるのかいらないのかについて「何が本当なのか、正しさを見極めることは重要です。けれどももっと大事なのは、まず問題について知ること。そしてその上で、自分はどんな未来に生きたいのかを考えることではないかと思うのです。まずは、知ることからはじめてみませんか」。ちなみにこのブックレット、私が原発について今いちばん信頼できると思っている京大原子炉実験所の小出裕章さんが監修をされています。
②「知ることからはじめよう2 原子力発電がとまる日~脱原発化を選んだ、ドイツからのメッセージ」(スロービジネスカンパニー2009)
こちらは、ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省(BMU)の公開文書を日本語訳したものです。なぜ「脱原発」なのかを、国が率先して国民にわかりやすくQ&Aで説明しています。日本政府との違いに驚くばかりです。
どちらももっと早く知って早く読みたかったと思いました。でも今からでも遅くありません。どちらもエスペーロにあります。各300円(税込)です。多くの方に読んでいただきたいブックレットです。