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7月4日(月)映画『森の慟哭』
2011/07/04(Mon) | お店日記 | page top↑
中井信介監督 先週1週間、十三の七芸で「監督と見る世界の今」と題して、パレスチナ、フィリピン、マレーシア、アメリカ、福島原発、モンゴルなどをテーマとした映画が日替わりで上映されました。優れたドキュメンタリー映画は、下手なハリウッド映画よりもよほどおもしろいというのが私の意見です。

その中で、昨日の「今岡良子と見るモンゴル、四季・遊牧」を見に行くことができました。www.geocities.co.jp/marebit/Nomad.html実はこの映画は6,7年ぐらい前に見たことがあります。8時間近い映画をお弁当ふたつで見るのですが、厳しいモンゴルの自然の中で自立して生きる人々の生き様が、見る者を少しも飽きさせません。それに、二度目を見ることで、そういうことだったのかとさらに理解を深める場面もありました。

前の日曜日に上映された中井信介監督のフィリピン、マレーシアの映画を見られなくて残念と思っていましたら、きょう、今岡良子先生が中井さんにお願いして阪大箕面キャンパスの授業に来てもらうということなので、私も授業にもぐりこんで中井監督の作品『森の慟哭』を見せてもらいました。(写真は中井監督)www.foejapan.org/forest/palm/dvd_01.html

マレーシアはボルネオ島のサラワク州。大資本が森林を伐採してアブラヤシのプランテーションを作ったために、それまで森とともに生きてきた先住民の人々が森を追い出され生活をおびやかされています。先住民の土地所有が認められていません。また、様々な植物や動物で豊かだった森が、アブラヤシという単一栽培になったために多様性が失われ、これまですべてを森に頼っていた人々が生きていけなくなっているのです。ヤシ油せっけんやバイオ燃料など一般消費者にはエコな商品として知られているアブラヤシのかげにも、このような問題が隠されています。

北タイの手織り布 同じような問題は中南米や北タイにもあります。エスペーロに北タイからやってくるこれらの布たちはそんな村で作られています。森林伐採で荒れ果てた村では、布を織ることで村おこしを図りながら、森林を復活させる努力をしています
。(北タイの草木染手織り布 3,300円)

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