
この2枚、最近アマゾンで取り寄せて買いました。1枚は吉田拓郎。中でも一番の目的は『唇をかみしめて』という広島弁の歌です。
さばくもさばかんも 空に任したんよー
人がおるんよねー 人がそこにおるんよねー
選ぶも選ばれんも 風に任したんよー
人がおるんよねー 人がそこにおるんよねー
18歳で広島県を出て、広島弁を笑われて、そのうち転勤を重ねるうちに何弁をしゃべっているのかわからなくなった私ですが、今こうして拓郎の広島弁の歌を聴くと、その歌詞のよさもあって感動してしまいます。やっぱり原点はふるさとにあるのかな。
先日、友人のFさんがエスペーロに来てくれた時に、いっしょに聴いてもらいました。Fさんは山口県出身ですが、まあ似たようなものです。
もう1枚はビギン。ビギンの歌もどれもいいですね。『島人ぬ宝』はいつ聴いてもいいですが、今は『パーマ屋ゆんた』です。歌詞がとても哲学的です。
色を色をぬいても重ねても(ゆいさー)
髪の根っこは染まらんさ(でんさー)
だからパーマ屋があるわけさ
髪は髪は切ってもそろえても(ゆいさー)
同じようには伸びないさ(でんさー)
だからパーマ屋があるわけさ