東日本大震災後の7月に、第3世界ショップhttp://www.dai3asante.jp/が「ニットプロジェクト」という支援プロジェクトを立ち上げました。避難所や仮設住宅ですることもなく一日をすごしているのはとても苦痛です。そこで、全国からリサイクルの毛糸を集めて、被災者の方たちに作品を編んでもらい、できあがったらそれをまた全国の人たちに買ってもらおうという、仕事づくりプロジェクトです。
この提案を受けて、エスペーロでも皆さんに声をかけて協力をお願いし、たくさんの毛糸をプロジェクトへ送ることができました。ありがとうございました。今回、第3世界ショップの機関紙に、プロジェクトのその後が掲載されていましたので、ご紹介します。
岩手県宮古市の編み物講座に参加されたお二人の紹介がありました。一人はOさんという一人暮らしをされている80代の女性です。Oさんは生徒というよりも先生に近いベテランでした。10年ほど編み物から遠ざかっていましたが、プロジェクトの呼びかけで参加し、いろいろな人たちとの出会いを楽しみにされているようです。リサイクルのセーターなどをほどくところから仕事は始まりますが、昔、南部鉄瓶のふたを使ってほどいた糸をまっすぐにした話など、さすがベテランのお話をされていたそうです。
もう一人の方Fさんは、編み物の経験はこれまでなかったのですが、デザイナーのMさんに基礎から教えてもらって、シュシュなどから作っておられます。本業の介護ヘルパーの仕事をしながら夜勤明けでも参加するほど前向きに楽しんでおられるということです。
被災地に仕事と楽しみをもたらしている「ニットプロジェクト」を、これからも応援していきたいと思います。
この提案を受けて、エスペーロでも皆さんに声をかけて協力をお願いし、たくさんの毛糸をプロジェクトへ送ることができました。ありがとうございました。今回、第3世界ショップの機関紙に、プロジェクトのその後が掲載されていましたので、ご紹介します。
岩手県宮古市の編み物講座に参加されたお二人の紹介がありました。一人はOさんという一人暮らしをされている80代の女性です。Oさんは生徒というよりも先生に近いベテランでした。10年ほど編み物から遠ざかっていましたが、プロジェクトの呼びかけで参加し、いろいろな人たちとの出会いを楽しみにされているようです。リサイクルのセーターなどをほどくところから仕事は始まりますが、昔、南部鉄瓶のふたを使ってほどいた糸をまっすぐにした話など、さすがベテランのお話をされていたそうです。
もう一人の方Fさんは、編み物の経験はこれまでなかったのですが、デザイナーのMさんに基礎から教えてもらって、シュシュなどから作っておられます。本業の介護ヘルパーの仕事をしながら夜勤明けでも参加するほど前向きに楽しんでおられるということです。
被災地に仕事と楽しみをもたらしている「ニットプロジェクト」を、これからも応援していきたいと思います。