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10月23日(日)マラライ・ジョヤさんfromアフガニスタン
2011/10/24(Mon) | お店日記 | page top↑
マラライ・ジョヤさん 友人に誘われて吹田で行われた「マラライ・ジョヤさん講演会」に行って来ました。

マラライ・ジョヤさんはアフガニスタンの元国会議員。元というのは戦争責任者を糾弾する発言によって議員資格を剥奪されてしまったからです。

小柄な美しい女性のジョヤ(写真左側)さんは、1978年生まれの33歳。生まれて4日後がソ連のアフガニスタン侵攻だったそうで、生まれてこの方戦争の時代しか知りません。

家族はタリバンと軍閥政府の迫害から逃れるためにイラン、パキスタンと難民生活を送りました。

今ジョヤさんは生命を脅かされながらも、アフガニスタンの平和、民主主義、女性の権利を回復するために、実名を明かさず、居所を転々としながら活動を続けています。今回は日本の「RAWA(Revolutionary Association of the Women of Afghanistan)と連帯する会」の招きで来日し、広島、沖縄、大阪、京都、東京、名古屋とスピーキングツアーを行っています。

タリバン、軍閥、アメリカ占領軍の3つの圧迫によってアフガニスタンの女性の権利は著しく侵害されています。ジョヤさんはRAWAの運営する学校で学びましたから英語も完璧でひじょうに知性的な女性ですが、アフガニスタン全体では女性の87パーセントは識字教育を受けていないと聞いて驚きました。ジョヤさんは言います。「女性の命を奪うことなど、今日のアフガニスタンでは小鳥を殺すほどの重みしかありません」。女性たちのまわりに、望まない結婚、レイプ、絶望からの自殺などは日常のことのようです。

日本を含めて世界中から莫大な支援金が届きますが、ほとんどが腐敗した政府、軍閥によって吸い取られていると言います。NGOもたくさんありますが、腐っているNGOもあるのでよく見分けてほしいということでした。

1960年代70年代の写真を見せてもらいましたが、女性たちはブルカもかぶらず自由に歩いているように見えました。その後ソ連の侵攻、タリバンの時代、さらに9.11の後のアメリカの占領、とアフガニスタンは苦難の歴史を歩んでいます。アメリカの「テロ戦争」をいち早く支持した政府を持つ私たちは、アフガニスタンの人々の問題を自分たちにつながる問題として考える責任があるはずです。

医療、教育への支援が急がれます(アフガニスタンの平均寿命は45歳だそうです)。アフガニスタンと言えば「ペシャワール会」の中村哲医師はほんとうに尊敬する方ですが、今回ジョヤさんにお会いして、彼女に対しても静かな深い感動を覚えました。そして「殺されないで!」と強く願い、アンケートにもそう書きました。

詳しくは「RAWAと連帯する会」http://rawajp.org/ を参照してください。
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