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1月14日(土)『脱原発世界会議』@YOKOHAMA
2012/01/15(Sun) | お店日記 | page top↑
脱原発世界会議 1月14、15日の2日間、横浜で『脱原発世界会議』 http://npfree.jp が開かれました。会議の実行委員長である吉岡達也さんはこの会議の目的を「福島の方々への具体的支援を生み出し、原発のない未来を築く一歩として、国の枠を超えた行動へと発展すること」と述べています。

参加者は2日間で11,500人、私が参加した14日は6,000人だったそうです。開会イベントが行われた大ホールは3,200席が満席。幸いにも私は前から5列目に座ることができました。会場はまず全員起立して震災被害者の方々へ黙祷を捧げました。

登壇者は、震災以来テレビに出ずっぱりの環境エネルギー専門家飯田哲也さん、前福島県知事の佐藤栄佐久さん、欧州議会から緑の党のレベッカ・ハルムスさん、オーストラリア福島の子どもたちでウランの採掘に反対しているピーター・ワッツさん、広島被爆医師の肥田舜太郎さん、原発の輸入に反対するヨルダン国会議員のモオタシム・アワームレさん、と国内外からほんとうに内容の濃い発表が行われました。

飯田さんは「脱原発は(思想的に)右とか左とかの問題ではない。前へ進むだけだ。自然エネルギーと経済が結びつけば必 ず前へ進める」。レベッカ・ハルムスさんは「フクシマの後、ドイツは一晩で脱原発に方向転換した。日本でできないはずがない。政治家へ圧力を」。90歳を越える肥田医師は力強い声で「みんなでがんばりましょう!」。フクシマから避難した子どもたちも登壇して「ぼくたちは生きたい!」と訴えました。

ソーラー・クッカー ホールの外でも実に100を越えるセッション、ブース、持ち込み企画が行われ、どこへ参加しようかと迷うほどでした。自然エネルギーを進めているグループのブースで、この写真のソーラー・クッカーに目が止まり、説明してもらいました。太陽の光を集めてお湯を沸かしたりご飯を炊いたりできます。エネルギーが不足している発展途上国で広めたり、先進国でも非常時には役に立ちそうです。実際、フェアトレード団体が途上国向けに行っているプロジェクトのひとつでもありますので、興味を持って実物を見ることができました。

数ある持ち込み企画の中で、私は「上関・祝島」の部屋をたずねました。ここも100人ぐらいの部屋がすぐにいっぱいになりました。山口県の上関上関・祝島 に中国電力が建設しようとしている原発に、30年も反対を続けている人々の報告です。なぜ、中国電力は原発を作れないでいるのか。それは、地元の人々があきらめないで身体を張って、電力会社の執行を1日延ばしまた1日延ばしにさせているからです。たとえば「長島の自然を守る会」は生物多様性の田ノ浦で希少生物の観察を続け、それらの生物のおかげで埋め立てをできなくさせています。祝島の人たちはもう30年も毎週月曜日の島内デモを続けています。Think globallly, act locally.(地球規模で考え地域で行動する)という言葉がありますが、上関や祝島の人たちはまさにこのact locallyをたゆまず実行されているのですね。それはほんとうに感動します。

開会イベントの司会をつとめた元キャスターの野中ともよさんが「きょうはみなさんそれぞれに何かを持ち帰ってください」と言われました。私もきょうの体験をどう消化して、まわりの人々とどうシェアしていくのか考えたいと思います。

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