☆このところ、朝一番のお客さまは軒下のつばめです。今年も巣作り(家庭づくり)をしてくれています。物理的な「巣」は去年の巣をリユース。つばめの世界もエコの時代のようです。
☆エスペーロで共同購入している福島県須賀川市のお米を、友人のMさんが「きょうバイクで取りに行くわ」と電話をかけてきました。待っていると「免許証が見つからへん・・・」とまた電話。きょうはもうだめかな、とひとりでお昼を食べようとしていたら「あった、あった。もう最近これやからいやんなるわ」と私と同年代のMさん。よくわかります。みんな一緒です。
☆ご近所の81歳の男性Tさん。「先日のシベリアのお話はどうでしたか?」と聞いてくださる。Tさんご自身は中学生の時に満州で終戦を迎えられました。お父様は学校の校長先生でした。ソ連参戦や中国内戦などで同級生を何人も亡くされました。それでも今なつかしく集まるのは満州での小、中時代の仲間たちだそうです。多くを語らなくても分かり合えるからだそうです。先日のシベリア話ですが家族に語らないで亡くなった人が多かったらしいです、と言うと「なかなかわかってもらえないから、もういいや、となるんじゃないでしょうか」とTさん。そう言えば舞鶴引き揚げ記念館で語り部ボランティアをやっている友人が「若い人から『引き揚げと言いますが海から何を引き揚げたんですか?』と聞かれる。そういう時代になったのだなあ」と言っていたのを思い出します。
☆いつもフェアトレードの石けんをご愛用のAさん。ヨギソープの3種類をいろいろ楽しまれて、今はシャプラニールの新製品"She"をご愛用です。もともと頭皮にアレルギーがあったのですが、"She"のヘアソープに変えてからかゆみが治ってきたそうです。ヨギソープも"She"も、古来インド、ネパール、バングラデシュに伝わるアーユルベーダの植物配合に則って作られています。
☆マウンテンバイクから降りてふらりと入ってきた青年。店内をざっと見て楽器に興味がありそう。ペルーからの楽器のウイロやパカイ、チリのレインスティックなどを教えてあげるとそれぞれ楽しそうに音を出して遊んでいました。でもそのあとがいけません。「ありがとう」も「さよなら」もなく黙ってドアを押して出て行きました。大人の常識からは考えられません。大型店に慣らされた現代人の習性かもしれませんね。追っかけていって「さよならぐらい言いなさい」と諭すべきだったでしょうか?
☆いっぽう、青年の嬉しい訪問もありました。5月からパレスチナに留学する阪大生のYくん。「連休中に出発するのであいさつに来ました」。パレスチナは未だ国家を持たない国。大学に留学するのに就学ビザが下りなくて3ヶ月ごとにヨルダンへ出て観光ビザ更新だそうです。長年の紛争地域ですが、言葉だけでなく学ぶことが多いはずです。くれぐれも健康と治安に気をつけて学んできてほしいと思いました。
☆ 夕方初めてエスペーロを訪ねてくれた20代の女性。窓際に並べてある本の中から『しあわせ』という絵本に目が止まり、し ばらく熟読。遠い南の国のコーヒー園の物語。大型プランテーションで森や自然や人の結びつきを失った人々がまたほんとうのしあわせを取り戻していく物語です。「日本のようにこんなに豊かになっても不幸な人がたくさんいるのはどうしてですかね?」そんな疑問にたくさんの答え(らしきもの)を示してくれる絵本です。
きょうもバラエティに富んだ一日でした。みなさんお買い物だけでなく、おまけの話がそれぞれ面白いのです。それがお店をやっている楽しみです。
☆エスペーロで共同購入している福島県須賀川市のお米を、友人のMさんが「きょうバイクで取りに行くわ」と電話をかけてきました。待っていると「免許証が見つからへん・・・」とまた電話。きょうはもうだめかな、とひとりでお昼を食べようとしていたら「あった、あった。もう最近これやからいやんなるわ」と私と同年代のMさん。よくわかります。みんな一緒です。
☆ご近所の81歳の男性Tさん。「先日のシベリアのお話はどうでしたか?」と聞いてくださる。Tさんご自身は中学生の時に満州で終戦を迎えられました。お父様は学校の校長先生でした。ソ連参戦や中国内戦などで同級生を何人も亡くされました。それでも今なつかしく集まるのは満州での小、中時代の仲間たちだそうです。多くを語らなくても分かり合えるからだそうです。先日のシベリア話ですが家族に語らないで亡くなった人が多かったらしいです、と言うと「なかなかわかってもらえないから、もういいや、となるんじゃないでしょうか」とTさん。そう言えば舞鶴引き揚げ記念館で語り部ボランティアをやっている友人が「若い人から『引き揚げと言いますが海から何を引き揚げたんですか?』と聞かれる。そういう時代になったのだなあ」と言っていたのを思い出します。

☆いつもフェアトレードの石けんをご愛用のAさん。ヨギソープの3種類をいろいろ楽しまれて、今はシャプラニールの新製品"She"をご愛用です。もともと頭皮にアレルギーがあったのですが、"She"のヘアソープに変えてからかゆみが治ってきたそうです。ヨギソープも"She"も、古来インド、ネパール、バングラデシュに伝わるアーユルベーダの植物配合に則って作られています。
☆マウンテンバイクから降りてふらりと入ってきた青年。店内をざっと見て楽器に興味がありそう。ペルーからの楽器のウイロやパカイ、チリのレインスティックなどを教えてあげるとそれぞれ楽しそうに音を出して遊んでいました。でもそのあとがいけません。「ありがとう」も「さよなら」もなく黙ってドアを押して出て行きました。大人の常識からは考えられません。大型店に慣らされた現代人の習性かもしれませんね。追っかけていって「さよならぐらい言いなさい」と諭すべきだったでしょうか?
☆いっぽう、青年の嬉しい訪問もありました。5月からパレスチナに留学する阪大生のYくん。「連休中に出発するのであいさつに来ました」。パレスチナは未だ国家を持たない国。大学に留学するのに就学ビザが下りなくて3ヶ月ごとにヨルダンへ出て観光ビザ更新だそうです。長年の紛争地域ですが、言葉だけでなく学ぶことが多いはずです。くれぐれも健康と治安に気をつけて学んできてほしいと思いました。

☆ 夕方初めてエスペーロを訪ねてくれた20代の女性。窓際に並べてある本の中から『しあわせ』という絵本に目が止まり、し ばらく熟読。遠い南の国のコーヒー園の物語。大型プランテーションで森や自然や人の結びつきを失った人々がまたほんとうのしあわせを取り戻していく物語です。「日本のようにこんなに豊かになっても不幸な人がたくさんいるのはどうしてですかね?」そんな疑問にたくさんの答え(らしきもの)を示してくれる絵本です。
きょうもバラエティに富んだ一日でした。みなさんお買い物だけでなく、おまけの話がそれぞれ面白いのです。それがお店をやっている楽しみです。