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心配ごとはウォーリードールに打ち明けよう
2012/07/19(Thu) | 雑貨 | page top↑
ウォーリードール 20120719 最近、私の周りで大人気なのが「ウォーリードール」です。英語で悩みや心配ごとのことをworry(ウォーリー)と言います。ドント・ウォーリー(心配しないで)などと言いますよね。心配ごとがあるときに、そっとウォーリードールに打ち明けると翌朝にはそれを取り去ってくれるというお守りのようなお人形のブローチです。

先日、ある所で私の胸元についていたウォーリードールを見た友人が「かわいい、これ欲しい」。それで次回持って行くと、他の人たちもみなさんそれぞれに選んでくださって、あっと言う間に30個以上のウォーリードールがもらわれていきました。プレゼントにもとてもかわいいですね。それにしても、みなさん、よほど悩みが多い?

このドールはタイ北部の少数民族からやってきます。ウォーリードール伝説はもともとは中南米が発祥のようですが、今は世界のあちこちに伝わっているようです。それぞれの土地の衣装をつけているのが興味深いところです。

エスペーロにはウォーリードールの絵本もあって、これがすごく楽しいです。"Silly Billy"という英語の絵本で、去年シドニーのフェアトレードショップで見つけて買ってきました。ビリーという心配屋の少年がいて、いろいろなことが気になって眠れない。それならいいものをあげようとおばあちゃんがくれたのがウォーリードールでした。ビリーは一度は安心するのだけど、そのうち、こんなにぼくの心配をドールに話したら、ドールに心配が溜まってしまう。それはフェアじゃない。今度はそのことが心配の種になってきたのです。でも、そこでいいことに気がつきます。そうだ、このドールにもドールを作ってあげればいいんだ。そうしてウォーリードールはかぎりなく増えていく・・・というお話です。

みなさんも胸元にひとついかがですか?

(ウォーリードール タイ北部より 背丈約5㎝ ¥300)
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