
エスペーロは「みのおフェアトレードの会楓」といっしょに出店しました。このフェスタではいつもクイズラリーがあって、各ブースで3択のクイズを出し参加者に答えてもらいますが、楓の出したクイズ問題はこうです。
一般の自由貿易で取引されるコーヒー100gの値段が400円とすると、コーヒー豆生産者である農家の人たちは何円手にすることができるでしょう。次の中から選んでください。
①200円(50%)
②40円(10%)
③8円(2%)
答えは③の8円(2%)です。一方フェアトレードで取引された場合は、生産者は80円(20%)手にすることができます。これを聞いて参加者の方たちは「へぇ~知らなかった」「少なすぎるねえ」と驚いた反応でした。
きょうは箕面市長も巡回されることがわかっていましたので私は市長宛のラブレター(楓のMさんは「直訴状」と言っておりましたが)を持っていって渡しました。フェアトレードタウンについての情報をプリントアウトしたものです。町を挙げてフェアトレードを推進しているところが世界に1000都市以上あることを知ってほしかったからです。市長さんはフェアトレードタウンのことを知っておられました。ついでながらエスペーロの場所も知ってくださっていました。

フェスタが終了したあとは参加団体が集まって交流会が開かれました。そこでまたそれぞれのアピールがありました。NPO フェスタは外へ向けての発信もありますが、団体同士の交流と言う点でも意義があります。箕面市は市民活動が盛んとよく言われますが、これからの社会はこういった市民力が大きな力になるのではないかと思います。