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7月5日(月)Table for Two(ふたりの食卓)
2010/07/05(Mon) | お店日記 | page top↑
きょうは大阪大学のフェアトレード団体Promeのメンバーが3人来てくれて嬉しかった。最初に来てくれたのは、法学部2年生の女子学生さんおふたり。7月7日(水)に行うイベントに使いたいと、ネパリバザーロのクッキーをたくさん買ってくださった。豊中キャンパスのカフェを会場にして「貿易ゲーム」などを楽しみながらフェアトレードを知ってもらうというイベントらしい。http://prome.blog.shinobi.jpちょうどそこに、青年海外協力隊(モンゴル)から3月に帰国したばかりのYさんが居合わせて、いっしょに話ができたのはよかった。Yさんは、ウランバートル郊外で困難な生活を強いられているゲル地区の人々に岩塩輸出の仕事を創出できないかと模索中だ。

夕方、こんどはPromeの代表Yくん登場。ラグビーで日焼けした真っ黒な顔に白い歯が笑う。そのYくんからTable for Twoという、おもしろいNPOの話を教えてもらった。

Table for Two つまりふたりの食卓という意味なのだが、今、先進国のぜいたくな食事で肥満気味の人間とアフリカで飢餓に苦しむ子どものふたりが同じ食卓についているところを想像して欲しい。かたや先進国の人間がヘルシーな食事をとるとその食事代から20円がTable for Twoを通してもういっぽうのアフリカの子どもの給食代になるというのが、この運動のしくみなのだ。http://www.tablefor2.org/

2007年に日本で始まったTable for Twoの運動には、企業や大学(大阪大学も)などが参加していて、食堂でTFTと書かれたメニューを食べると自動的に20円が寄付になる。先進国の人間がヘルシーメニューで健康になるいっぽう、アフリカの子どもは給食代を受け取ることができるという、ウィンウィンのしくみである。同時に、食事をしながら南の国の子どもたちに思いを馳せることもできるだろう。

もうずいぶん前になるが犬養道子著『人間の大地』(中央公論社)を読んだときに、その中に同じような話があったのを思い出す。先進国の子どもたちがたとえば誕生パーティなどをするときに「もうひとりのおきゃくさま」がいると想定して、その費用を寄付にあてるというような内容だったと思う。

世界の北と南ではおそろしいほどの「食の不均衡」が存在している。


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