
「ワセネデヤ」とは東北の言葉で「忘れないでね」という意味。気仙沼の仮設住宅から始まった手工芸品作りも今や心斎橋大丸に置いてもらえるほどのブランドに成長しました。きょうはきょうで、東京の「加藤登紀子ほろ酔いコンサート」に出店しているらしいですよ。
さて先週来、エスペーロでは「ワセネデヤ」が人気です。玉飾りセットの他に 風車(右の写真)、さるぼぼ、くすだまなどが売れました。風車は良い風が吹く、さるぼぼは苦難が去る、くすだまは魔除け、というようにどれも縁起物です。これらの作品はすべて

きょうは、「今最悪の運勢だから来年こそは」とさるぼぼとくすだまを買って行かれたお客様がありました。効きますように。そして午後から「ワセネデヤ」を届けてくれるNPOパラリンピックキャラバンの浜ちゃんが在庫補充に来てくれました。ちょうどその時に来られたお客様が「まあかわいい」と玉飾りセットやくすだま、風車を買ってくださいました。浜ちゃんが直接作り手さんの話ができたのでよかったです。

ワセネデヤ作品の他にもきょうは同じく気仙沼の仮設住宅で編まれたストールがもらわれていきました。ちょうど浜ちゃんがいましたので、買ってくださったお客様に着けていただいて写真を撮り、来月初めに気仙沼に行ったとき作り手さんに見てもらうことになりました。
今年の冬、北国では雪が多いという予報です。仮設は寒そうだし雪かきも大変なことでしょう。震災後2回目のお正月を仮設で迎える人々がまだまだたくさんいらっしゃることを、私たちはほんとうに忘れてはいけませんね。ワ・セ・ネ・デ・ヤ。
(写真はワセネデヤさんのfacebookページ http://www.facebook.com/wasenedeya からいただきました)