きょうは箕面市民活動センターで 『バレンタイン一揆』の自主上映会を行いました。児童労働の撲滅のために活動するACE http://acejapan.org/ というNGOが創立15周年を記念して制作したドキュメンタリー映画です。
日本のふつうの女の子3人がアフリカのガーナに行き、学校へも行けずカカオ農園で働く子ども達の「児童労働」という厳しい現実に出会います。バレンタインデーを前に、ほんとうに愛のあるチョコレートを贈りたいという思いから「バレンタイン一揆」というイベントを企画する彼女たちですが、日本での現実もまたそれほど甘いものではありませんでした。それでも彼女たちは悩み、闘い、少なくとも彼女たち自身の一歩を踏み出しました。
この自主上映会は、ぜひバレンタインデー前にこの映画をみなさんに見ていただきたいと「みのおフェアトレードの会”楓”」で 企画したものです。2回上映し、その間でパネルディスカッションを行いました。”楓”の代表の三浦さんの進行で、フェアトレード・サマサマ事務局長の小吹さん、大阪大学フェアトレード団体PROMEの谷さん、そして私がパネラーとしてお話しました。そこへちょうど大阪に来られていたACE代表の岩附由香さんが急きょ参加してくださいましたので、映画に加えていろいろと興味深いお話も聞けたのではないかと思います。チョコレートもたくさんお買い上げいただきました。連休の中日という貴重な日にかかわらずご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
きょう上映会に来られなかった方たちは、大阪では十三のシアターセブンhttp://www.theater-seven.com/で15日(金)まで上映していますので、どうぞご覧になってください。今まで何気なく食べていたチョコレートが特別な意味を持って語りかけてくる、そんな映画です。