
自分に何ができるんだろうと考えたとき、ほとんど何もできないけど、現地に行って「忘れていないよ」と伝えることはできるし、帰ってきて「まだみんなこんなに困っているよ」と伝えることはできると思いました。
先日、友人の坂本夫婦がいわきを訪ねるというので、私が知っているいわきをご紹介しましたら、ほんとうに丁寧にいわきを歩いてくれたようです。そして心のこもったレポートを寄せてくれましたのでご紹介したいと思います。
http://neko-blog.cocolog-nifty.com/nekologue/2013/02/post-20.html
このレポートを読んでも、やはり報道から得る情報と自分の目で見て現地の人に話を聞くのとでは、大きな違いがあることがわかります。1年前に訪れた久之浜が、浜のあたりはほとんど変わっていないことがわかるし、駅の近くでは仮設店舗が頑張っておられるんだなということもわかりました。
先日のブログでもお知らせしましたように、3月10日の2周忌に久之浜で行われる花供養のためのカンパを、今エスペーロで受け付けています。きょうも黒板に書いたおしらせを見たひとりの女性がエスペーロに入ってきて「これを花供養に」と千円札を渡してくださいました。そんな時、私は世間の人々の善意をひしひしと感じて、胸がいっぱいになります。ありがとうございます。