
バングラデシュとネパールで活動している国際協力NGOシャプラニールhttp://www.shaplaneer.org/ の元ダッカ駐在員、菅原伸忠さんを迎えて、今シャプラニールがバングラデシュで力を入れているせっけんプロジェクトによって女性たちの生活がどう変化したかという点を中心にお話を伺いました。
バングラデシュの地理、歴史に始まって、女性たちの地位がいかに低いか、貧しいがゆえに10代前半で結婚させられたり性産業に従事せざるをえない女性たちの現状も紹介され

「She with Shaplaneer」は何千年もの間伝えられてきたアーユルヴェーダのレシピに基づいて、この地特産の木の実やハーブを配合して作られます。香り豊かで使い心地のよいせっけんです。せっけんプロジェクトに関わる女性たちは、この仕事を得ることで子どもを学校へ行かせることができるようになったり、十分な食事がとれるようになったり、なによりも彼女たち自身が自信を取り戻すことができました。http://www.shaplaneer.org/she/about/index.html

菅原さんのお話を聴いたあとには参加者が「せっけん物語」を寸劇で表現しました。シャプラニールには劇団があって、このようにいろいろなストーリーを寸劇で表現します。今回もシャプラニールのシナリオをお借りしました。私はフェアトレードショップの店員役(そのまま)です。バングラデシュの女性役4名の方たちにはサリーを着てもらって雰囲気を出しました。だらしない夫役とかしっかり者のスタッフ役とかみなさん熱演で、会場から何度も笑い声が上がりました。


その後、菅原さんとスタッフの猪瀬さんは名古屋へ向けて移動されました。明日は名古屋でフェアトレードイベントがあるからです。シャプラニールの全国キャラバンはまだまだ続きます。
箕面でのイベントが盛況に終わってホッとしています。参加してくださったみなさま、朗読や寸劇に協力してくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。