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12月20日(金)ヒマラヤンハニー
2013/12/20(Fri) | 食品 | page top↑
昨日の夜何気なくテレビを見ていたらNHK『地球ドラマチック』という番組でネパールの「ハニーハンター」のドキュメンタリーをやっていました。ネパールでは昔から良質のはちみつが取れ「ハニーハンター」と呼ばれるはちみつ採取を仕事とする人たちがいます

himaraya.jpg この番組を見て驚きました。命綱もなく縄梯子で絶壁にぶら下がり、はちに刺されながら命懸けで蜂の巣を採取するのは14歳の少年モティです。父親や叔父さんが崖の上から大声で怒りながら指示を与えています。なにしろひとつ間違ったら70mの崖下にまっさかさま。モティはこの日が初めてのハニーハンティングで、こうやって代々受け継がれていくようです。それはもう画面を見ているだけでも命が縮むような怖い状況での作業でした。(写真はNHKのホームページより)

無事収穫できたはちみつは村の人達と分け合います。採ってきた家族は2倍もらいます。いくらかは現金収入を得るために町へ売りに行くのですが、1リットル1000円という価格でした。それでも親子は嬉しそうです。命懸けで取ったはちみつがそれだけ?と思ってしまいます。

モティは仕事を継ぐために学校をやめました。これが自分の人生だと思っているようです。はちみつが売れた時には達成感さえ感じています。けれども実際この家族はあちこちに借金がありまだまだ働かなくてはいけません。

この番組では事の是非は言及していませんでしたが、危険な状況で少年が働くというのはフェアトレードでは許されていません。もちろん大人でも危険であるのは同じことです。なんとかならないでしょうか。家にいて胸が潰れそうなほど心配している母親の顔が忘れられません。

ところでネパリバザーロの新商品「ネパールの森から届いた天然はちみつチウリ」は、このような断崖からではなく安全な養蜂所からやってきます。ネパリのカタログを読むと「養蜂設備はひじょうに安く地元材でできます」と書いてあります。はちみつ

ネパリバザーロのようなフェアトレード組織が介入できたところはしあわせだと思います。もっともっと安全な養蜂設備ができればモティの家族も安心して働けるのではないでしょうか。「ハニーハンター」という言葉は一見かっこよく聞こえるけれども、安全に働くことのほうがずっと大切だと思います。

(ネパールの森から届いた天然はちみつチウリ 200g ¥1260)
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