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3月18日(火)ネパールからのお客様
2014/03/18(Tue) | お店日記 | page top↑
牧人さんとティルさんネパールから4年ぶりに帰郷されている藤井牧人(マキト)さんと奥さんのティルさんです。おふたりは栃木県のアジア学院で農業を学んでいる時に知り合い、結婚後ネパールに住んで自給自足に近い農業生活を営んでおられます。

どんな日々かはマキトさんのブログ「ネパール・ほっとでーた」から伺い知ることができます。http://nepalhd.exblog.jp/m2014-02-01/今は農閑期(暑くて雨が少ない)なので日本での農業の勉強を兼ねて久々の里帰りをされているというわけです。

ネパールの田舎では街へ出稼ぎに行く人も多い中、村の人々が共同で農作業をこなしているようです。牛や豚を飼い、牛糞を浄化装置でメタンガス化してそれを燃料に煮炊きをしているということでした。循環型の生活ですね。
ダカ織りバッグ1
ティルさんは裁縫が得意なので、農閑期にはパンジャビの布でバッグを作ったり スルワール(もんぺパンツ)を作ったりしています。それらはマキトさんのお母さんを通じてエスペーロにもやってきます。スルワールはネパールの女性の普段着ですが、ゆったりとして活動的なので、昨夏はエスペーロでも大人気でした。
麻のキャップ
きょうもダッカ織りの布で作ったバッグやスルワールを置いていってもらいました。バッグは使いでのいい大きさ(30cm四方)で牛骨のボタンがついています。スルワールは夏のホームウェアとしてだけでなく、ポップな街着としても着られます。麻のキャップもかわいいですよ。
 
写真はほんの一部ですのでエスペーロに見に来てくださスルワール いね。


午前中にエスペーロに来られたAさんは、マキトさんのお母さんのM子さんと一緒に現地を訪れたことがあるのですが「日本の50年前ぐらいを思わせる生活でした。でもそういう中で人間は生きてゆけるのだと思いました。牛糞をエネルギーにしたりミツバチから天然のはちみつをもらったり、いっしょに農作業をさせてもらって感動することばかりでした」と言われていました。

お話を聞いていると、ネパールの田舎での生活はとてもサステナブルでサバイバル(!)に思えました。マキトさんたちは今回2ヶ月間日本にいるということなので、その間にそんな生活のお話を聴く会が開けないかな、と密かに考えているところです。


(ティルさんのダッカ織りバッグ¥1200 麻のキャップ¥1200 スルワール¥2000)


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