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4月1日(火)フェアトレードタウン国際会議 Int'l Fair Trade Towns Conference
2014/04/02(Wed) | イベント | page top↑
熊本城1 The 8th International Fair Trade Towns Conference was held in Kumamoto.

3月28日から30日までの3日間、熊本で「フェアトレードタウン国際会議」が開かれました。現在世界にはおよそ1400のフェアトレードタウンがありますが、アジアで唯一、もちろん日本で唯一のフェアトレードタウンが熊本市です。

フェアトレードタウンというのは、街を挙げてフェアトレードを推進していくことを宣言した街です。もちろん宣言するだけではなく、推進するための推進会議をつくり、行政に働きかけ、フェアトレード産品を置くショップが人口1万人に対して1店の割合であること、などの基準が満たされた上で初めてフェアトレードタウンとし会場て認められるのです。

今、熊本に続いて、名古屋市、札幌市、逗子市、岐阜県垂井町などが フェアトレードタウンを目指して活動しています。フェアトレードタウンは途上国の産品を売ることで途上国支援をするだけではなく、地元での地産地消、障がい者の雇用促進、地域の活性化など、あらゆる角度から人と環境に優しい街を目指します。

私は29日と30日の2日間参加しましたが、とても刺激的で学ぶことの多い2日間でした。海外はイギリス、アメリカ、イタリア、オーストラリア、韓国、台湾などからの参加者に加え、国内各地、遠くは北海道からの参加者もありました。中でも会場に若い人たちが溢れていたことがとても嬉しかったです。大学の先生、フェアトレードの会社の人、関西の学生さんたちなど、知っている人にもたくさん会いました。バナナペーパーのペオさんやエスペーロのバナナペーパー名刺を作ってくれている日新堂印刷さんにも会えました。

明石さん 熊本市のフェアトレードタウン構想は約10年前に明石祥子さんというひとりの女性から始まりました。フェアトレードショップをもう20年やっている方ですが、最初はひとりで始めた運動も次第に街のお店や学生さんや行政を巻き込み、フェアトレードタウンを実現し、こうやって国際会議を開くまでに至ったのです。ご苦労も多かったと思いますが、きっと楽しみながら人のつながりを作って来られたんだろうなと思います。
FTコーヒー
休憩時間にはフェアトレードのコーヒーやチョコレートやバナナが提供されました。裏方で働いているボランティアの方たちが160名ぐらいいらっしゃると聞きました。休憩中もあちこちでフェアトレードの話が続 きます。偉い人の話を一方的に聴くのではなく、みんなで意見を言い合うという雰囲気があって、質問や意見がたくさん出る会議でした。

もちろんフェアトレードタウンのいいことばかりではなく課題も多く出されました。今回の会議のキーワードは「ビッグテンパネルディスカッション1トアプローチ(big tent approach)」でした。フェアトレードタウンを実現するためには、途上国のフェアトレードだけに限るのではなく、地元の活性化、農業の復興、地産地消、障がい者の仕事作り、環境の改善など、いろいろな活動が連携して、トータ ルでサステナブルな社会をつくっていくべきだろうということです。ビッグテントの下でネットワーキングしようということ。しかしその一方でビッグテントを拡げるとフェアトレードタウンにふさわしくないものも混ざる危険性があるという意見もかなり出ていました。

私にはとても2日間の内容をまとめきれないのですが、いろいろと学んだことを思い起こしながら、では自分には何ができるのかということを考えたいと思います。いずれにしろ、この2日間でさらにいろいろな方とつながれたことはとても嬉しいことでした。
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