
「わせねでや」というのは東北の方言で「わすれないでね」という意味です。宮城県気仙沼市ですばらしい「つるし飾り」を作られる人たちがいます。3年前の3.11で家や仕事をなくしたけれど、強く生きて行こうとされている「気仙沼レディースクラブ」の人たちです。
写真を大きくしていただければわかるのですが、一番下のくす玉はひとつひとつの小さな花がたくさん集まっています。さるぼぼ、桃、風車、くす玉などはいずれも邪気を払い幸せを呼ぶ意味を表します。
このたび、帰国される外国の方へのプレゼントとして、左側の吊るし飾りを選んでくださったお客様がありました。もらった方はどんなに喜ばれることでしょう。それがまた東北の人々の喜びにもつながることにもうひとつの意味がありますね。
右側のつるし飾りは「こいのぼり」です。子どもの成長を願う日本の風習を外国の方にプレゼントするのもいいし、大きなこいのぼりがかけられないお家にもぴったりではないかと思います。
「わせねでや」。東北の方たちの思いが羽ばたいて行きますように。
(こいのぼりのつるし飾り NPOパラリンピックキャラバンさんより
長さ約70cm ¥7860)
この他にも出産のお祝いなどに最適のもう少し短いつるし飾りもあります。(¥4800)